第3の猟場で、先日2歳の雄鹿を5mの距離から撃ちもらした数日後。
稜線の分かれ道をいつもとは逆に進み、谷をぐるっと回るルートへ進んでみました。昼前から午後の早い時間だったせいもあってか、出口近くで谷の下でゴソゴソ一頭逃げていったのみでした。
しかし、出口付近(沢から50m上あたり)で、四畳ほどもある大きなヌタ場を見つけました。足跡からみると、あまり大きい猪は来ていないようでしたが、周りの杉や檜がスリ木として使われていて、大人の腰のあたりまで泥がこびりついていました。
そこにまず2つ、くくり罠を設置。3日後に2つ追加しました。
最初の罠2つを設置した翌々日の時点で、一つは罠から10㎝のところに足跡。もう一つは、猪が引っ掛けた木の枝が、輪になったワイヤー部分に引っ掛かり、輪のワイヤー部分が垂直になっていました。
追加した二つの罠は、そのヌタ場に繋がる通いの二つに設置しました。
罠を掛け終わる頃に、ちょうどパラパラと雨が降ってきたので、絶好のコンディションになっていそうです。
罠は、24時間365日黙々と働いてくれるので、頼れる猟のパートナーです。