石投げ

これは「基準となる石に、どれだけ近く寄せられるか」という勝負です。
小さい石でできるので、石を投げれる子ならだれでも出来ます。
1回勝負。距離は大きい子なら10mでも20mでも。小さい子なら1mでも。

設定は自由です。
(もともと子供の遊びはルールも自由。自分たちで創り出すものですからね:)

夕方になっても、まだまだ遊びたい子供達に家路につかせるために、帰りながらできる優れもの(笑)。また、自分の投げる力と目測した距離を合わせることが上手になり、自然の中での様々な遊びに、とてもいい訓練になります。

石投げ1
上の石が基準となる石(1回戦、右下の丸石が勝ち。)
石投げ2
下の白い長い石が基準石(2回戦は右上が、基準石に近いので勝ち。)

 

 

 

 

 

 

 

 

石投げ3
3回戦は上の石が基準石(下にあるの丸い方の石が勝ち)
石投げ4回戦
4回戦は、左端の石が基準石。一番右の石が負け。

 

 

 

 

 

 

 

 

石割5回戦
5回戦は、真ん中の石が基準石。上の丸石が勝ち。

 

 

 

 

 

 

 

 

石割り

子供のころ、サッカーボールくらいの丸石がごろごろしている河原でよくやった遊びです。ここは浜で。
もちろん石さえあれば、どこでもできます。

ルールは簡単。最低二人から。
自分の石を決めたら、交互に相手の石にぶつけて、割ったら勝ち。
(欠けるのはセーフ)

石割り
大 vs 小

持ち上げやすいからと言って、小さい石を選ぶと、割られやすい。
かといって、大きい石を選ぶと、時には1時間以上勝負がつかないこともざらなため、持ち上げる力がなくなってくることに..。

でも、小さくても、相手の石の目を読みながら、割れそうなところをピンポイントで攻撃し続ける。小が大を割ったときの手ごたえや音にも、何とも言えない面白さや嬉しさがあります。

 

 

中vs大
中 vs 大(開始前)
中大終了時
五カ所欠けても、何とか引き分けに。

今度は、中くらいと大の対決。中はこれでも5㎏、大は12㎏です。

30分で夕暮れ引き分けに。中は、五か所も欠けてしまいましたが、何とか割られずに。

一方、この写真には写っていませんが、大きい方は線の入った端の部分を集中的にやられ、もう少しで割れそうだったけど、こちらももちこたえました!!

長い休みなら、日没サスペンデッドで、翌日に再勝負のところでした:)。

ふのり

3月も中旬になると、いよいよ海藻が伸びてきます。
いい天気で、風少々。
磯に行くと、5~8㎝ほどにふのりが伸びてきています。
これ以上伸びると、サラダでは固く感じるので、伸び初めのこの時期が生食にはぴったりです。

一つは、アボガドとトマトを加えて、すだち酢とオリーブオイルと醤油で和えてサラダに。コリコリした触感も楽しめます。
もう一つは、柔らかくぬめりのある味噌汁に。磯の香りも美味しい。

ふのり
初物のふのり
ふのりの味噌汁
磯の香りがいい。
ふのりのサラダ
ふのりのサラダ

 

 

3月中旬の猟(ビャー!)

一週間の東京出張から戻って、3月16日14:00から久々の猟へ出かけました。
この日は朝から雨で、午後から少し強くなってきたところ。

いつもの猟場の反対側、川を挟んだ奥へ広がる第2の猟場へ向かいました。
出発地点を過ぎてすぐ、丘の上にある荒れた田んぼには、2~3日前の大型の鹿の足跡があります。

この一ヶ月、なかなか猪や鹿の痕跡が見つからず、今一つ緊張感がなく困っていましたが、雨に打たれながらも、ぐっと気も引き締まります。

今日は、いつもと逆回りで、民家の横を家主の方に挨拶してから、一気に斜面を奥へと登ってきました。

今日は、葉っぱを叩く強い雨の音で、耳が全く効きません。2時間を過ぎたあたりから、谷側に靄(もや)も出てきて、視界も20mくらい先まで何とか見える程度です。慎重に進み、止まっては、右やや後ろから左までぐるっと探す。その繰り返し。

登り斜面では、何も見つけることができずにいました。足跡は雨に叩かれて形を失い、糞も雨に濡れて、いつのものか判断できず。
それでも、ゆっくり進みます。

疲れがでてきたころ、ちょうど下り斜面へ入りました。屈んでは灌木の隙間から、鹿を探しますが、薄暗い谷側の斜面では、10mくらいまで近づかないと、はっきりと何か分からないほどです。

尾根から7m下ったところで、

ビャー!!

中型の雌鹿が、相当驚いたのでしょう。
下り斜面、距離は15m。
飛び上がるほどの声を出して、左10時の方向から、真横へえらい勢いで駆け出していきます。

銃で後を追うも、1秒ほどは灌木の間に姿がちらちら見えるも、その後は灌木が重なり姿が見えなってしまいました。

20秒ほど足音を聞いて様子を見た後、斜面を降り歩きながら足跡を追っていきます。
はっきりした足跡。蹴りだした土。
通いを横切る枝には、鹿の毛が付いています。

走り高跳びのバーのようになった、ひざの高さにある横枝にも。
この真横に伸びた枝を飛び越えると、今度は頭が上の枝につっかえるような場所も、淀みなく走り去っていったのが、不思議でしょうがない。

さすが鹿。
猟場で歩いていると、人間からするとほぼ崖、そんな急斜面の10㎝幅のところでも、足跡が付いている。本当に驚きです。

今日は、3時間のみ。
鹿をびっくりさせたということと、久しぶりに聞いた声が嬉しかったので、良しということに。

でも、手ぶらで帰るのは、口惜しいので、
きくらげを一山とってから帰宅しました:)。

キクラゲ
いつの間にか雨も止んで

猪の胆

猪の胆
ちびっこです。

どんこの胆のうを干して、胃薬用に。

肝臓に張り付いた胆嚢を破かないように引きはがして、胆汁がでないように管の上を縛ります。それから寒風に晒して干すだけ。

熊胆は、5gでもびっくりする値段です。でも、こちらの椎の実やドングリをたくさん食べた猪からとっても、もっと気軽に使えます。

3月大雨の渉猟

3月に入り気温も上がり、雨が多くなってきました。
この日は、前夜から雨。日が昇ったら大雨に。
予報では昼から雨が上がるとのことでしたが、見たところでは雲も厚く、まだまだ降りそう。

さて、こんな大雨で動物はどこにいて何をしてるだろうか?

知りたくて、鉄砲とリュックを担いで、山へ入りました。
杉山のわきにある、広葉樹が頂上までつづく小高い山。
そこなら、なんとか1匹くらい、雨に打たれている鹿や猪を見つけられるのではないかという淡い期待をもちつつ、アイゼンを履いて慎重に上りました。

朝8時の時点で、1m幅の沢の水が普段の4倍ほどになっています。足首から脛まで水につかるくらい。

雨が枯葉や木々を叩く音で、まったく動物の足音や動く音は聞き取れません。
気温も10度以上あるようで、中腹から上は霧模様です。

霧が広がる薄明かりを目を凝らして、止まってはぐるり、
止まってはぐるりと、何の動きや見慣れないものを探します。

シダが生えるところと木々生えているの境目あたり。
椎の巨木や倒木の向こう。灌木の合間につづく通いの先。
じっーとしてみたり、しゃがんで見てみたり。
時折、樹冠の上の方が、突風でゴーッと揺れていきます。

銃は機関部ができるだけ濡れないように右側を下にして、進みます。

今日は、三時間の山歩きでした。
何も動くものは、鳥以外見つけられず。
動かないものでは、ハナビラニカワダケとキクラゲをポケットに入れて。

帰りの沢は、更に水かさと音が増して、なかなかの迫力でした。

猪背ロース大根

猪背ロース大根
味がしみて、美味しい!

豚ばらならぬ、しし背ロース大根。
猪の脂のうまさが良くわかる一品です。
つい一杯目を食べ、みんなが二杯目をついだ後の残りに撮った写真です。

猪もものあんかけ

猪のももは、歯ごたえがしっかりして味がいいので、
小さいお子さんがいるところでは、小さめに切って食べやすく。

猪もものあんかけ
これも上手い。

春のきのこ鍋

早速、取ってきたキノコ(ハナビラニカワダケ、きくらげ、タマきくらげ)をお鍋に。
もちろん、猪肉も加えて:)。

ハナビラニカワダケは、とろっとした触感。
キクラゲはコリコリ。
タマキクラゲはハナビラニカワダケ寄りのコリっとした触感です。

残りのきのこは、天日干しで、また食べます~。

春のきのこ鍋
キノコ好きには堪らない。

春の山に響く、謎の声の主は?

2月末から急に暖かいいが続いて、山の中でも昼間はかなり気温が上がりました。
すると、どこからともなく変な声が聞こえてきます。

猪の「ブーブー、ごっ」という野太い声ともちょっと違う。
小さい鳥たちの歌声でもない。
サラサラ、ちょろちょろ流れる沢の音とも違う。

でも確かに、谷や沢から聞こえてきます。
岩や窪みに反響しながら、ちょっと野性味あふれていて、かつ少し繊細な感じで。

タゴガエルでした。


20180301