2021年国体予選カヌースラローム&ワイルドウォーター競技・四国ブロック大会~審判でお手伝い~

2021年第42回四国ブロック大会カヌースラローム・ワイルドウォーター競技の国体予選です。

徳島と言えば、大自然。山と川と海。その自然の中で、7月4日(日)那賀川上流で、四国ブロックのカヌー選手が集い、国体予選が行われました。
競技は、急流に15ヶ所設置された2本一組のポールの間を通過してタイムを競うスラロームと、急流を下る速さを競うワイルドウォーター。

前日の雨のため、水量も多く流れも早くなり、うねりや波も大きく、なかなか難しいコンディションでしたが、さすが国体を狙う選手の皆さんと、日頃から練習を積んだカヌー使いの方々(一般の部・オープン参加もあり)、集中して、素晴らしい技術と強い精神力を見せてくれました。

スラロームの審判は、急流のまわりの岩場に立ち、2人一組で3カ所ずつ、全部で15ヶ所(2本一組)に設置されたポールを通過する選手をチェックします。

2本一組のポールが緑色であれば、そのポールの間を上流から下流へ通過すればOK。赤いポールであれは、逆に下流から上流へ通過しなくてはなりません。

ただし、どちらのポールも、通過時に体やパドルが触れば、2点(2秒)追加、通過できなければが50点(50秒)が通過タイムに加算されてしまいます。

カヌーワイルドウォーター競技のゴール付近の様子
カヌーワイルドウォーター競技のゴール付近の様子

ワイルドウォーターは、スタート地点からゴールまで、一気に急流を下ります。たとえ沈しても、一人で岸まで艇を引っ張って泳ぎ、再乗艇して発進できればルール上、問題ありません。

観客はゴール付近に集まるため、スタートからほぼ最後まで川の音と鳥の鳴き声だけが響く中、選手たちはただひたすらパドルを漕いで漕いで漕ぐだけ。スラロームに比べると、ワイルドウォーターは、孤独との闘いの感があります。
どちらも、美しい自然に包まれて、水しぶきを浴びながら、楽しめるスポーツです。

選手の皆さん、オープン参加の方々、役場や教会の皆さん、お疲れさました。

本格的な夏がはじまりを始まりを教えてもらった一日でした。
秋の国体では、徳島の選手たちの活躍が楽しみです。

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