天井の板張りで、技術的に一番難しい部分。
南側の梁の周りに板を張り終えました。
まず、三カ所で梁の周りの断熱材を垂木のサイズに合わせてくり抜き、梁のすぐ横に新たに垂木を打ち付けます。それから、梁を挟んだ両側に同じ高さで平行に板を張るんです。
両側を同じ高さで平行に保ちつつ、さらに梁の上で、一枚の板を平行に通して打ち付けます。
天井や梁の歪みも、垂木の凸凹もあるのですが、梁を挟んだ両側を二本の水糸だけを使って平行を出していくのが難しい!
板は一枚2mなので、真ん中で仮止めして、何度も梯子に掛けた道板を右へ行ったり、左へいったり。
仮止めした釘を抜いて、板の上下の位置を直し…。
次の段、その次の段の天井板に歪みやずれが無いか。上に上に板を仮止めして増やしていきながら、ずれが出れば、下の段に戻って、一つ一つ直していきます。
とにかく、地道に、正確にやっていくだけ。
でもここまで来たら、あとは北側も南側もどんどん上へ向かって張っていけばいい。
二つの梯子の間に張った道板から落ちそうになり、落ちる前に自ら飛び降りたり、なんてこともたまにありながら、板張りも板についてきました。天井も、天井らしくなってきました:)。
自然のままの木の形を活かした梁なので、凹凸あり。梁の上下・左右で太さが違う。
そのため梁の前後では、天井板に加工が必要ですが、これまでの道のりに比べれば、簡単です。
あとは、3mを超える高所から落ちないようにだけ、気をつけないと。
技術や体力よりも、一人作業では、これが一番心配です…。