室内の壁やロフトの壁に杉板を張ります。ここで手間がかかるのは、梁の曲線に合わせて、梁に接する板を曲線にすること。そして時間が経って傾いた柱や鴨居のため、張る板の水平を調整することです。
あとは下地を水平や垂直に丁寧に張っておけば、壁の板張りは意外と一気に進みます。
注意点は、板に釘を全部打ってしまわないこと。
例えば一間の長さの板に、一つか二つ中ほどまで打ち込んだら、どんどん先へ進んで行きます。そうすれば歪みがでたり、水平を調整する必要がでたときに、板を外したり、位置をずらしたりすることができます。
ただ、その時に釘を打つ下地(角材など)の位置を板の表に鉛筆などで印をつけておくこと。そうしないとどこ
に残りの釘を打てばいいのか、分からなくなってしまします。