イタドリと三つ葉

今日は山の中のお遍路道をあるいていくと、ちょうど出口あたりにイタドリがたくさん出ていました。

春の野草。茎の中身は空っぽで、生で齧ると程よいすっぱさが口の中に広がります。ギシギシやスイバよりも酸味は控え目で、癖もなく美味しそうです。

でも、これまで食べたことがなかったので、試してみようと一束分採ってきました(ついでに三つ葉とゼンマイも)。

イタドリ
イタドリは、ヨモギなどとともによくある野草の一つ。

ピーラーで皮を剥いて茹でてみると、意外に酸っぱい。生のときよりぐっと酸味が強くなりました。料理でその酸味を活かすか、下処理で酸味を取り除くかは、お好みで。

ただ細いのは筋張って硬いのもあり、皮を剥くのに手間もかかります。できれば、大きくて柔らかいものを採ってきた方が、料理がしやすそうです。

三つ葉はかき揚げにしました。簡単。天ぷらは山菜の定番ですね。

アースバッグ工法で小屋づくり(ミニチュア版)

コブハウスアースバックでの小屋づくりも楽しそう。

その準備のため、ちょっと粘土で作ってみました。

分かったことは:
屋根を木で組む場合には、組み方を学んでおかないと難しそう。
強い風にも耐えるように。かつ、崩壊しないように(笑)。
平らな水のないこたつの上なら問題ないけれど、立てる土地の水対策も。
そして、素材(断熱、防寒、雨)。

ちょっとやってみるだけでも、何となく気になるポイントが分かりました。
次は、小さいシンプルの小屋づくりで、試そう!

アースバッグ工法
巻いた壁を作って…
earth-bag house
屋根を載せてみると。
earth-bag house3
壁は凸凹…
EARTH-BAG HOURSE
屋根の組み方を変えてみた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

参考:
Groundwork Episode 1 – Building With Cob

Building with Cob – A Natural & Affordable Way to Build a House

Time Lapse of Earthbag Tiny House Construction

Groundwork Episode 3 – Building with Straw Bale
Groundwork Episode 2 – Building with Timber

シダ飛行機

キノコ狩りの合間に、シダで作った飛行機を飛ばします。

作り方は、
1)シダを折って、
2)葉っぱの長さを両側揃えるだけ、

あとは、飛ばせばOKです。

春のキノコ狩り

春休み最後の日曜日は、キノコ狩りです。
冬の猟の合間に見つけた場所へ!

小さな谷川を超えて、急斜面を登ります。
何度も登った場所なのに、ピンポイントでキノコの生えた木を見つけるが難しい。
しょうがないから、林道へ上がり、歩きながら下の斜面を見ていると…。
なんと、天然のシイタケを見つけました!

ふと見上げると、アケビの花も満開でした。
また、山に入ると今度は、枯葉の上を歩くカナヘビを発見です。

そしてやっと、枯れ木の上にきくらげを、落ちた枝にはタマキクラゲなどを続々と見つけました!
移動して、別の場所でもキクラゲを取り、全部で二袋を収穫。
無事、「猪もも肉と春のきのこカレー」になりました。

天然のシイタケ
天然のシイタケ発見!
天然のしいたけ
肉厚で、なかなか立派です。
小さいシイタケも
小さいシイタケは、次の楽しみに。
アケビの花も
アケビの花も満開
アケビの花も
秋の楽しみが増えました。
カナヘビ
カナヘビ
キクラゲ
3mほど上にキクラゲ
タマキクラゲ
タマキクラゲも
タマキクラゲ
水に戻すと、きれいなピンク色のゼリーみたいに。
キクラゲ1
その近くにも、きくらげ
シイタケ3
またシイタケ
しいたけ4
天然のしいたけを見つけたのは、今日が初めて。
シイタケ大1
こんな感じで…。
シイタケ大
こちらも立派

磯ガニとり(春の九州遠征)

磯ガニ獲りの方法です。
小さい子でも簡単に出来ます。
二本の細い棒を拾ってきて、カニのいる石やブロックの間に差し込みます。二本の棒の間に上手くカニを入れたら、V字にして、二本の棒の下部を閉じたら、上へ上へとカニを誘い出します。後は、出てきたカニを手で押さえて捕まえるだけ。二人でやると更に簡単です。

磯ガニとり
1)カニのいる場所を探したら、
磯ガニとり1
2)細い棒をV字にして、カニを間に挟みます。
磯ガニとり2
3)V字にした棒の間から上へ上へとカニを追い出したら、手で抑えるだけ。
磯ガニ取り4
「獲れたよ!」

わらすぼ捕まえた!(春の九州遠征)

春の九州遠征は、有明海へ。
周りには田んぼも少なくなって、泥んこになって遊ぶ機会も減ってきました。
そこで、今回は思う存分泥遊びをしようと、日本一の干潟、そして日本最大の干満差がある有明海へ。はは、楽しい。

干潟の泥
干潟の泥は、こんな感じです(笑)。
干潟へ
「ひゃ~」
いよいよ、干潟へ
もっと先へ!
わらすぼ
わらすぼ捕まえた。有明海のエイリアン⁉
わらすぼ
「いぇーい」
わらすぼ1
いい面構え。

干潟の表面には、いろんな生き物のサインがあります。細い線は、ゴカイなどの多毛類の這った足跡。大小の穴は、貝や魚の住処だったり。

その中の3~5㎝程の穴には、写真のわらすぼが住んでいます。穴にそって手を突っ込むと、中は大人の腕くらいの大きさになっていて、その奥にやつはいます。ヌルヌル、すべすべなので、触ったら爪でぐっと掴んで引っ張り出す。もしくは、尻尾を爪で掴みつつ、体に沿ってもう片方の手で、首を探し抑える。ギザギザの歯に噛まれることもありますが、噛む力は強くなく、ケガするほどではありません。

遠くでは、むつごろうが飛び跳ねるのが見えます。

ワラスボとは?
成魚は全長40センチメートルに達し、オスの方が大きい。体形はウナギのように細長く、背鰭・尾鰭・尻鰭も繋がる。体色は青みがかっており、青灰色や赤紫色にも見える。退化していて、頭部にごく小さな点として確認できるのみである。上向きに開いた大きな口にはが並び、独特の風貌をしているが、噛まれてもあまり痛くはない(引用:Wikipediaより)

 

春の山菜採り(蕨、筍、タラの芽、ゼンマイ、三つ葉、野蒜)と花見

春は、山菜の季節。
ということで、山菜取りに行ってきました!

採って、掘って(掴んで?)。
ほんの小一時間でこんなに採れました。
そして、花見をしながらお昼ご飯。

蕨
三つ葉ゼリ
三つ葉ゼリ
野蒜(のびる)
野蒜(のびる)
蕗の薹(ふきのとう)
蕗の薹(ふきのとう)
筍
ぜんまい
ぜんまい
蕨とタラの芽
蕨とタラの芽

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ときどき、見事な花吹雪が乱れ飛びます。
そんなときは、きれいな花びらを獲りたくなるもの(笑)。

花びらを捕まえる1
1)まず、構えて
花びら取り2
2)花びらの動きに合わせて、動きだし
花びら取り3
3)キャッチ!

「西分の家」の秘密を聞きに行ったら、神山の秘密が分かった件。

神山にかっこいい古民家があるらしい…。
そんな話を耳にして、われわれ探検部の基地に何か活かせるものはないかと尋ねてみました。

お話をきかせていただいたのは、神山つなぐ公社の赤尾苑香さん(すまいづくり担当、一級建築士)。
改修前の状況から、改修のこと、移住者の家探しのことなど、詳しく、かつとても分かりやすく教えていただきました。

中でも、一番心に響いたのは、
「100年もつ家にしよう!」という言葉です。

古民家は、改修の見積もりをしても、改修工事を始めてみると「ここも、あそこも」と改修するところが増えることもあります。

そのときにどうするか?

「予算が決まっているので、その工事は削る」
「とりあえず、住めるようになればいい」
「この改修で20年くらいはもつのだから、その時に…」

と妥協することもあり得ます。

でもこの「西分の家」は、じゃ、40年後、50年後の将来の大改修の時に、たとえば弱い梁(屋根の横柱)や大引き(家の土台にある太い横柱)をまたより立派なものに直すだろうかと考えたときに、「いや、直さないよね」というか、その時にどんな状況になっているか分からない。

だったら、今、改修してしまおう。
100年もつ家にしてしまおう!と。

かっこいい。
未来の神山の人たちのために。
そして、神山へ来てくれる人たちのために。
今、動く。

そんな未来への視点は、探検部も同じ。
「われら徳島探検部!」の基地も、そんな風に…なるかな?
楽しみです。

西分の家1
風格のある外観です。
西分の家1
広い玄関口
西分の家3
共同のキッチン、薪ストーブも。
西分の家4
共有サロン、廊下と素敵な眺め付き。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【編集後記】
赤尾さんをはじめ、移住担当の方や滞在中の方にも、沢山のことをお教えいただきました。
お忙しい中、お時間を割いて頂きまして、本当にありがとうございました!

なぜ神山がかっこいいのか。神山が魅力的なのか。
そこに集う人々が繋がり(or/and つながる仕組みがあり)、今だけでなく未来の神山への想いが重層した町。
神山の秘密が分かったような気がしました。

参考:
神山つなぷろ #5 西分の家/工事前の調査など[民家改修プロジェクト・その1]
神山つなぷろ #6 神山のすまい調査[集合住宅プロジェクト・その2]

神山つなぷろ #14 4人の担当者が語る5つの特徴[集合住宅プロジェクト・その5]
神山つなぷろ #7 町民町内バスツアー

神山つなぷろ #11 町産材認証制度[集合住宅プロジェクト・その3]

『神山プロジェクト未来の働き方を実験する』篠原匡著