連日の床、壁はがしを進めると同時に、大工さんたちが白ありに喰われた塚(大引きを支える短い柱)や大引き(床を支える太い柱)を取り除いてくれます。
根太や壁をとっていくと、いろんなところに白アリが食んだ跡が!しかもまだシロアリがいます。改修するところが増えていく…。(もちろん工期も、費用も)
とはいっても、放っておけないので仕方がない。
それから、多くの部屋では、畳からフローリングに変えるため、大引きの数が少ないところには、新たに塚石(塚の下に置く石:この上に家がのっているため、地震があると、トコトコと昔の家は動きます)を置いて、大引きを増やします。
塚石を置いたら、塚・大引きをのせて、厚さ一寸の床板を張っていきます。