2度目の猟期、今日は出猟二日目です。
朝から小雨が降る中、肌寒く、様子を見ながら出発しました。
山に登り始めると、小降りになったり、急に強くなたりと不安定な空模様です。
けれども天気予報は、午後から晴れ間がでるとのことだったので諦めず、山の中腹に続く枝尾根と谷を攻めます。
2時間半ほど、雨に濡れながらの登山でしたが、昼前からぺかーっと晴れました。足元は雨で湿り、音が出にくい。木漏れ日が影を払い、暖かい。絶好の猟日和となりました。
でも、まだまだ山には餌が多く、山の中腹以下の高さでは、大きい猪や鹿もあまり期待できなそうです。
そんなか、枝尾根の中に鹿が好きそうな木漏れ日を良く受ける張り出した高台がありました。
鹿の角跡や糞がたくさんあります。
15分ほどここに潜んでいましたが、足音や餌を食む音は聞こえません。
そこで、移動しようかと3mほどあるいたところに、今季初の猪の糞を発見!新しいかどうかを確かめようと屈んだとたん、
「ブシュ!」
いま来た高台の10m下からこちらへ歩き出していた2匹の子猪(20kgほど)が、高台の枝尾根へ走り出していました。尾根向こうに逃げ去るまで1秒足らず。後ろの猪に狙いをつけるか付けないかのところで、姿が消えました。
雨の後は、人間の足音も小さくなりますが、もちろん動物の足音も聞こえ難くなる。
忘れてました…。
この日はもう一頭、恐らくウリ坊くらいの小さいやつにも、3m上の崖の小径をブシュと一息されて、ととととっと、逃げられました。
いずれも、猪に先に見つけられてしまうという、情けない結果に。
(いつも、猪は耳も目もあんまり良くないから、単独・犬なし猟には最適といっているのですが)
でも、この猟期初めの失敗が、後半に生きてくる。
そう信じて、次も頑張ります:)。
今日は合計6時間の猟でした。