夏の必需品⁉

1)マダニ取り
マダニ研究で有名な馬原医院に行くと、小さいクギ抜きのようなもので、ダニを取ってくれます。
マダニに刺されてから二日~二週間は、発熱がないか、嘔吐や水様性の下痢がないかなど、経過を見る必要がありますが、刺されたときの病院での治療はマダニをとって患部を消毒するだけです。
それなら、(ワセリンを塗って絆創膏を貼り)病院にいくまでマダニに血を吸われて待つより、気分的に早くマダニを取ってしまいたい。
ということで、地下足袋王子のファガスの森でTicktweezerを購入しました。アマゾンで買うなら「Tick Twister オリジナル ダニ取り 大小2本組」が 安いかも。

私はピンセット側ではなく、釘抜きに似た方を使用します。マダニの口は引張っても抜けにくく、無理に抜くと口先が切れて痒みや黒ズミの原因にもなるんだとか。このクギ抜き様の先をマダニと皮膚の間に差し込み、グルっと回せば、簡単に”マダニを皮膚から抜く”ことができます。

マダニ取り機
マダニ取り機。マダニ用スプレー(忌避剤)で予防も大切です。

 

 

 

 

 

2)虫よけの網(顔用)
養蜂でよく見るアレです。5月に入り、蚊もブヨも出てきました。
長袖長ズボンでも、防げないのが顔。このHead netは、帽子の上から被れますし、小さなお稲荷さん(お寿司)サイズになります。付けているのを忘れて、網越しに珈琲を飲もうとしたり、うっかりお箸を突きささないように(笑)。

Head netはアマゾンで探すと高いようです。
こっちは帽子付でお手頃。

虫よけの網
虫よけの網

立夏を過ぎて、山を散策

5月も中旬になり、昼間は暑く感じる日も出てきました。
そこで、午後から山へ散策へ。
白い花々や緑が美しく伸びていました。
トンボに蛇、沢の水も勢いを増しています。
岩場の角には、昨年のものらしい40㎝ほどのスズメバチの巣も。

ガクウツギ
ガクウツギでしょうか。満開です。
皐月の緑
緑に勢いがあります。
碧いイトトンボ
碧いイトトンボやハグロトンボの姿も
クロイトトンボ
キョロっとした目が可愛らしい。
地面にも
地面の草も
滴る山水
滴る山水
沢の流れ
沢の流れ
谷側を覗くと
谷側を覗くと

白い花

シマヘビも
シマヘビやカナヘビも
山椒の実も
山椒の実
スズメバチの巣
スズメバチの巣

潮干狩り

GWは、潮干狩り。横浜市金沢区へ遠征です。
(徳島は貝毒発生のため、潮干狩りができませんでした)
一方で、海の公園には、初日4.5万人が集ったとか。

私たちは、奥の野島の方へ。
まだまだ水温が低く、低調でした。
でも中には、干潟を小さいスコップで削り取り、貝の穴を見つけると塩をかけて、シュッとでてくるマテ貝をとっている人たちも。
鉛筆大の10㎝サイズでしたが、動きがあると子供達も大喜びですね。

本格的に捕りたい人のための本はこちら。その名の通り、盛沢山。読み物としてもともて面白いです。
潮干狩り〈2005年改訂版〉―その楽しみ方・貝の知識から俳句・歴史まで

横浜潮干狩り
横浜へ
潮干狩り
潮干狩りも、準備大事です

ブナの森を散策

枝尾根の向こうから鹿やカモシカ、月の輪熊までが、ひょっこり顔を出しそうないい雰囲気のブナの森です。

入り口には、細い小川があり、進むとトリカブトが一面に広がっていました。
だんだんブナが広がっていきます。

大人二人でも手が周らないような太い幹回りのブナの木も多くあります。
渓谷の奥にある森ですが、ここは緩やかな場所。

小枝を拾って杖にしたり、順番に木の上で休憩したり。
可愛らしい野草の花やシャクナゲを眺め、ブナの殻を背負った双葉を見つけたりしながら、小さい子たちと一緒でもゆっくり歩くことができました。

ブナの森入り口
散策路の入り口
木登り
休憩中。
トリカブト
一面のトリカブト

日本の滝百選、大釜の滝へ

4月末、山菜を取りに、ご近所さんに連れていってもらい、那賀町を訪れました。
その途中、日本の滝百選にも選ばれた大釜(おおがま)の滝へ。

大釜の滝
大釜の滝へ

国道193号線からも見れますが、下まで行くことも出来ます。
落差20m。落ちる水音も大きく、周りの崖は100m。

下まで降りると、崖が上まで伸び空が狭く見えます。
滝つぼから溢れる水には、アメゴの姿もありました。
新緑とともに、滝の音も楽しんでいただければ:)。

またゼロからの基地探し…。

「われら徳島探検部!」の基地探し
2017年3月から交渉を開始して、2018年4月中旬に契約書の作成まで行ったのですが、
契約直前にひっくり返り、またゼロから他の場所を探すことになりました。

段々、改修の話が具体的になるにつれ、少しずつ先方の話や条件が変わってきて、最後にゴロっと変わったという感じです。
これが基地の改修後や改修中に、「やっぱり返して」とならずに良かったと思っています。
さぁ、もっといい場所探しの始まりです!

陽当たりがよく、人家の少ない山のそばで、川が敷地の中に流れている
そんな場所が見つかるといいな~。

竹林の整備

鹿の角を拾いに行く前に、もっていた剣鉈で竹林の整備をしました。
猟場の下にある竹林。灌木が生え、枯れた竹は倒れ、竹は伸び放題の状態です。

鹿や猪にすっかりタケノコは食べられていました。小一時間で、大人の二の腕くらいの椿や樫などを含め、40本以上の灌木を切り倒し、竹林の先の草原に生え出した竹も一緒にやっつけました。

(切り倒した真竹は、うなぎ取りの筒に再利用してみようと1m20cmほどに切り分けました。さて、どうなるか?)

この竹林は、すっかり鹿や猪の餌場になっていました。
本気で整備するには、1ヶ月くらい掛かりそうです。

荒れた竹林
木漏れ日が届くくらいの竹林
数日前の鹿の糞
剣鉈の右隣には、数日前の鹿のフン。

鹿の角拾いに(3)

なかなか見つからないものですね。鹿の角。
今回で三回目。

尾根からの眺め
陽光と尾根からの眺め

この日は、今年初の夏日です。強い日差しがこの通り。尾根下の小径には、鹿が駆け上がった「はしり」があったり、谷側へ2mほど降りて、新芽や若葉を食べた跡も(推定体重40㎏前後、体高100cmほど)。

はしり
はしり
鹿が食んだ跡
鹿の足跡とその上に食んだ跡がありました。

 

 

 

 

 

 

 

 

山が低いので、歩くともっと暑い。そこで北側へ廻り、沢沿いを歩くことにしました。
枯れたコナラの木の裏に、ガムのような白いキノコ(身はしっかり詰まっている)やオレンジのくなくなした袋状のキノコに出会いました。
シイタケもキクラゲも見て回ったのですが、このところ雨が少なかったため、小さいまま開いてしまったり、成長が遅かったりでした。
そして、本命はこの日も見つからずじまい…。

【追記】見つけたのは、角のことなどすっかり忘れていた11月8日。猟期前に森の手前の開けた場所でした。

なかなか立派な三段角
なかなか立派な三段角
ガムみなたいなキノコ
ガムみなたいなキノコ
ぷくぷく
ぷくぷくした感触

 

鹿の角拾いに(2)

三匹の沢蟹
三匹いるの分かります?

角拾い2回目。今回はいつもの猟場へ。
午後から探検部基地の契約文言の打ち合わせのため、今日は午前中の4時間しか使えませんでした。

山を歩きながら、冬は雄鹿を一度も見ていないことを思い出し、果たして角が見つかるのかちょっと心配になりました。しかも、60㎏を超えそうな鹿をみたのも三度きり(そのときは雄雌不明。少なくとも角が二~三段ではありませんでした)。残りは20~40㎏の範囲に収まる鹿ばかり。

そう考えると、大きな角は見つからなそうです。でも、とにかく広い範囲を歩いて解体用の三寸弱ナイフの柄に貼れそうなものが、一本でも見つかれば嬉しい。冬と違い荷物も軽いので、時間が許せば遠出も出来そうです。

それに春は、もわっとするくらい新緑が萌えて、いろんな生き物が動き出すので、山にいるだけで楽しく過ごせます。今日の一番は、白い沢蟹です。冬の間中、倒木の下に隠れていたため、まだ色が薄く、手足が青白く見えます。人間と同じですね(笑)。

角跡
直径10㎝ほどの木に付けられた角跡
縮んだヒメキクラゲ
縮んだヒメキクラゲ
白い沢蟹
冬の間ずっと隠れていたため、まだ白い。
ヒメキクラゲ1
こちらもヒメキクラゲ

眉山

ベテランの猟師さんから聞いた話では眉山では、100kgを超える猪が捕れたこ
ともあるそうです。眉山では銃の使用が禁止されているため、箱罠でとったとのこと。しかも2年掛かりで。

眉山
眉山からの眺め
眉山1
山側

確かに、斜面のあちこちに猪の食み跡がありました。木を守るため、木の根元などはネットを敷いてから上から土を被せてあるのですが、土中のネットもめくれている個所も多く、まだまだかなりの数の猪がいるようです。

ちなみに眉山の由来は、徳島市内のどこから見ても眉の形にみえるからとか。万葉集の「眉のごと雲居に見ゆる阿波の山」から来たとか。