探検部の基地工事、3月分(7)

漆喰の下地として、天井下の土壁に中塗りを二度します。中塗りの材料は、練りばい(漆喰に藁すさとのり、水を加えてねったもの)に砂を混ぜたもの。

練りばい(漆喰に藁すさ、のり、水を加えて練ったもの)
練りばい(漆喰に藁すさ、のり、水を加えて練ったもの)

これが乾いたら、漆喰を薄く塗ります。そうすると天井下の壁が完成です。

階段の角の板張り
こんな角をやるのも面白い。

工事もおおかた終わり。あとは細部を残すのみとなりました。

それから掃除。板の下は土壁なので、下地を打ちつけたり、板を張ったりする度に、細かい泥が落ちたり土煙が起こったりします。つまり、部屋中乾いた泥の粒でいっぱいなんです。
だから、泥のほこりを払ったり拭いたり、荷物を運びこみつつ、養生した床やガラス戸のカバーを外しつつの掃除にも時間が掛かります。工事が終わってから引っ越しまで、もう少し時間がかかりそうです…。

階段下の板張り後
階段下の板張り後。右側から
階段下の板張り前
階段下の板張り前。下地です。
壁板張り
長さを計って、板を切って、削って、張っての繰り返し。
ロフトの下も板張り
ロフトの下の両側も杉板ではり、正面は。
二階の廊下になる天井にも、断熱材(兼、緩衝材)をいれて、天井板を張ります。

狂犬病の予防接種へ

朝から役場で、犬の予防接種をやるというので、行ってきました。獣医さんが陸の後ろに回って、チュッと一刺し。あっという間でした。
陸にとっては初めての予防接種です。
ちょっと心配でしたが、お腹がゆるい日が二日つづいただけで、急変することもなく安心しました。

狂犬病予防注射済み
狂犬病予防注射済みのタグ

ぼくのヒーローと高校生の冒険家と。

高校生の冒険家とリヤカー
かっこいい。

昨年の春、N氏のご自宅で出会った中学生が、この春は友人と二人で自転車でリヤカーを引いて四国へやってきているということで、会いに行きました。
もう高校2年生。さらに逞しく頼もしくなっていました。
庭の池ではカヤックにのり、もちろんそのリヤカーにも乗せてもらいました!

ユーコンやコスタリカ、インドにネパール、学校や高校の寮の話。
N氏の東京時代や恋人とのこと、ユーコンでの話、子供のころの話etc…。
あっという間の一日でした。

大変お忙しい中お時間を割いて頂いたN氏ご夫妻、冒険の間の息抜きの時間を子供達と一緒に遊んでくれたお二人、本当にありがとうございました。次にまた会える日が楽しみです。

庭の池でカヤック
庭の池でカヤック

探検部の基地工事、3月分(6)

苦労したキッチンの換気扇取り付け
苦労した換気扇の取り付け

素人が難しいのが、換気扇の取り付けです。キッチンの壁に開けてもらった穴に合わせて、ダクトやL字金具・排気口につける金具をどう組み合わせればいいのか?
注文した換気扇の箱の中には、詳しい説明書や完成図がないんです。
大工さんと電気屋さんのアドバイスで、試行錯誤しながらもなんとか取り付けることができました。

左官屋さんが塗ってくれた漆喰
お見事!

次は居間です。砂壁に下地(アクノンE)を塗ったあと、なんと左官屋さんがわざわざきてくださって、漆喰の塗り方の見本を見せてくださいました!
早い、きれい。さすがプロ中のプロ。
さて、残りはどうなることやら。

ブレーカーの中にドバチの巣が..

コードを傷つけないように、ごりごりと削り出します。

電気屋さんに「ボックスの中のハチの巣取っといて!」と言われて行ってみると…。なんとドバチが巣を作ってました。

左官さんの他にも、家の改修の強力な助っ人が来てくれました
助っ人が来てくれました。

土筆、土筆、土筆。

春の風景ですね。

まだ耕す前の田んぼや土手のあちらこちらに、顔を出しています。10分ほどで袋一杯に。ゆっくり映画を見ながら、土筆のはかまをとり、だし汁で煮込んで、最後に溶き卵を掛けて、卵が固まったら出来上がり。簡単です。

ちなみに、つくしの胞子を顕微鏡で見ると、エメラルドグリーンの玉に手が生えてて、面白いんです。

つくしのたまごとじ
春の味
つくし採り
どんどん採れて楽しい!

アナグマが歩いてる!

https://youtu.be/MR2u3nKwdxA
猟仲間から、動画が届きました。
のそのそ。むくむくした猫くらいの動物が道路わきを歩いています。
タヌキと間違われることもありますが、こちらは穴熊。

タヌキより爪が長く鋭いのが特徴です。しっぽも少し短く、足もちょっと短いんです。
タヌキのように前足の上まで、足の黒い色が上がってきていない。足だけが黒い。

味も、たぬきよりぐっと旨いんだとか。
去年罠でアナグマを捕まえた近所のSさんは、アナグマを逃がした後
「なんで取っておいてくれなかったんだ!あんなに旨いのに…」って、お隣さんに怒られたのだとか。
昔話にでてくるうまい方のタヌキ汁は、じつはこのアナグマを使っているという人も多いんです。
ムジナ。これの呼び名は穴熊のことを指したり、狸やハクビシンのことをいったりして、昔ははっきり区別していなかったそうです。

コゲラの巣作り

コゲラの巣作り
5mさき。縞しまの背中や巣穴が良く見えます。
コゲラの3つの巣穴
3つの巣穴

コツコツコツコツコツコツ・・・・・
静かな森の中に響く力強い音。

コゲラが立ち枯れした杉の木に、くちばしで3つのまん丸い穴を掘っていました。木の屑が飛び散るほど。

夫婦で数分おきに交代しながら、コツコツコツ。
上にあがったり下がったり、木の裏に回ったり。忙しく動き回って、コツコツコツ。

「でも、どうして3つも巣穴をほるのかな?」
「子供とお父さんとお母さん用!」
「蛇が来たら、上の穴に逃げるためじゃない?」

さて、真相は?

探検部の基地工事、3月分(5)

お風呂できました。
懸案のお風呂もついに完成!

お風呂もできました。二日がかりで、メーカー下請けの工事屋さんが一人でやってくれました。

壁の板張りは、梁周りの加工も終わり、仮止めからしっかりと釘を打ち終わりました。後は天井近くやロフトの最後の一枚のおさめ方を考えて、施工するだけです。

梁周りの加工や角の部分の板張りも終了
梁周りの加工や角の部分、ン窓下の板張りも終了です。

材木をトラックに載せるとき

木材をトラックに積むときのロープの縛り方
dav

材木加工場から、胴縁(下地に使う木材)を持ってくるとき、大工の棟梁に木材の縛り方を教わりました。

「そんなに(ロープを)廻さんでいいんじゃ」
「逆に噛ますだけで止まる。あとはロープを張っておけば落ちん」

なるほど、勉強になります。たしかに締めすぎると、木材に傷がついたり割れたりしてしまいます。かといって、緩すぎると落ちて危ない。
こういうのは、一度学ぶだけで一生使える知恵ですね。

あとは、もう一度だけ木材の下の方でロープを回してから、ぐるっと軽トラにロープを回して張り、トラック結びできゅっと締めるだけで大丈夫でした。

またまた雄鹿

1歳の雄鹿
1歳の雄鹿

久しぶりの足跡。山の麓に仕掛けた罠のワイヤーのすぐ隣に足跡がありました。

「惜しいな~」と思いながら、上の罠を見に行くと掛かってました。

1歳の雄鹿。体重は40㎏ほど。木々の間からこちらを見ています。
わかるかな?