探検部の基地工事、3月分(4)

ロフトの板張り
ロフトの壁

室内の壁やロフトの壁に杉板を張ります。ここで手間がかかるのは、梁の曲線に合わせて、梁に接する板を曲線にすること。そして時間が経って傾いた柱や鴨居のため、張る板の水平を調整することです。

あとは下地を水平や垂直に丁寧に張っておけば、壁の板張りは意外と一気に進みます。

キッチンの壁
キッチンの壁

注意点は、板に釘を全部打ってしまわないこと。
例えば一間の長さの板に、一つか二つ中ほどまで打ち込んだら、どんどん先へ進んで行きます。そうすれば歪みがでたり、水平を調整する必要がでたときに、板を外したり、位置をずらしたりすることができます。

ただ、その時に釘を打つ下地(角材など)の位置を板の表に鉛筆などで印をつけておくこと。そうしないとどこ
に残りの釘を打てばいいのか、分からなくなってしまします。

探検部の基地工事、3月分(3)

リビングの緑色の砂壁を真っ白にする。
リビングの緑色の砂壁を漆喰で真っ白にする予定です。
砂壁の穴埋め
テレビや電気コードでできた穴を下地剤で埋めます。

リビングの砂壁を漆喰に変えます。まず、砂壁の上から下地(アクノン(*1)を塗る。乾いたら漆喰を塗る。でも、1階、2階合わせて、15坪くらい塗るところがあるため、工事の合間を縫って少しずつ進めます…。

でもその前に、ぶかぶかした砂壁の部分は剥がしてから下地剤(フィルアップ*2)を使って埋めます。割れたところや隙間は、上から下地剤を塗り込みます。

(*1)灰汁ノン?:砂壁は普通の下地を塗ると、あとから灰汁が出て、漆喰の壁が茶色や黒っぽくなるのだそうです。そこで、灰汁がでないアクノン!

(*2)Fill UP:その名の通り、穴や割れ目を埋めるための下地材。大きい穴はダメですが、比較的小さいやつらをこれできれいにしておきます。

アクノンで下地
最初灰汁を止められない下地材を塗っていたので、アクノンでもう一度塗りなおし…。

探検部の基地工事、3月分(2)

排水用のパイプ設置
排水用のパイプを設置するための穴を掘る。

室外では、お風呂設置の下準備として、排水パイプの配管とコンクリで床の補強など以下の工事も行いました。
(お風呂は室外というか、昔ながらの別棟なんです…)

お風呂の壁と窓枠づくり(これは大工さん)。ボイラーの設置と配管(ガス屋さん)。給水と温水・冷水の配管工事(水道屋さん)。

ちょっと電気の配線工事(電気屋さん)。

壁の板張りのために下地を張る(柱や壁の凸凹に応じて、間柱などを入れ水平に調整する)。

コンクリを砕く。
1.コンクリートの床を砕いて、昔の配管をむき出しにする。
排水用の配管やお湯・水の配管をし、新たにバルブをつける。
2.排水用の配管やお湯・水の配管をし、新たにバルブをつける。
風呂の床をコンクリで補強
3.コンクリの粉と砂を水で練って、どんどん塗っていきます。
コンクリ床完成
4.外壁の下枠と床の補強が完成しました。ちょうどお風呂メーカーの営業さんも来てくれました。
風呂の外壁作り
お風呂の外壁用の木枠もできました。

ガマガエルの卵(2)

ガマガエルの卵写真
順調に育っているようです。

ガマガエルの卵を見つけてから、8日目。透明なチューブの中の丸く黒い粒が、チューブからドロッと出てきていました。まだ、チューブと繋がっています。2mmほどの黒い粒も、丸い形も(未来のオタマジャクシ風に)少し崩れてきているようです。
3月下旬、雨も二日に一度はしっかり降って、水たまりの水も大きく減ることはないようです。

ガマガエルの卵発見から、23日目。中の黒い点が、いなくなってました。
からっぽです。

それから更に5日経ち、ヌタ場の水たまりを覗いてみると…。すっかり、黒い点が透明なチューブから抜け出してました。

水たまりをぐるぐる棒で探して見ても、オタマジャクシの姿は見えず。どこへ行ってしまったたのか不思議です。

そして新しいガマガエルの産卵も、水たまりの奥に確認できました。

寒茸とキクラゲとナメコのバター醤油炒め

天然のヒラタケ、ナメコ、キクラゲのバター醤油炒め
それぞれの歯ごたえも違って面白い。バター醤油は一番簡単で、間違いないですね~。

山で取ってきた寒茸(ヒラタケ)も、キクラゲも、ナメコも、まとめてバターと醤油で炒めました。めちゃめちゃ旨い。

こんなところにも。
こんなところにあったのは、
でっかいキクラゲ。
でっかいキクラゲでした!
天然のヒラタケ
ヒラタケも順調に大きくなってます。
これも平茸
これも平茸
これも平茸
これまた平茸。

探検部の基地工事、3月分(1)

天井の板張り
高所作業。丸太の柱の曲線に合わせて板を削ること。そして、柱を挟んで板を張るとき、水平に板を並べて張るのが大変でした。

3月に一気に工事が進みだしました。猟にも行かず、真面目にこつこつやっています。

室内では、天井の板張り。壁の漆喰を塗り(1.石膏ボード張り、2.下地(*1)を塗り下地が乾いたら、漆喰の乾きを遅らせる白い液体を刷毛で塗る。3.漆喰(*2)塗り)。

壁の板張りのために下地を張る(柱や壁の凸凹に応じて、間柱などを入れ水平に調整する)。

【使用した材料と道具】
(*1)下地は、カーボンプラスターを使用しました。鏝(こて)は、0.3mmのステンレス製
(*2)漆喰は、土佐しっくいを使いました。

(*3)その他:下地やしっくいを練るのは、撹拌機。手ではよく練れません。業務用の19Lのペンキが入っているようなプラスチックの大きいバケツ2つ。(一つは練り用。もう一つは、練った直後に撹拌機を水につけておくためのもの)。水入れたり、練った下地や漆喰を鏝板に載せるプラスチックの柄杓。垂れにくい木製のこて板

左官さんによると、「漆喰の塗り方の基本は左から右。下から上」ともに2~3㎜程度で良い。「特に漆喰は、薄いほど強くて、厚いほど弱くなる」ので「厚くならないようにすること」。かつ「漆喰を塗るときには、下地の色が見えないように」する。

1.壁の上部(天井下の三角形の部分)に、石膏ボードを張る。
石膏ボードの繋ぎ目に下地を塗り込み、網目のテープを張ってからも言う一度下地を塗る。
2.石膏ボードの繋ぎ目に下地(カーボンプラスター)を塗り込み、網目のテープを張ってからもう一度下地を塗る。
翌日、繋ぎ目に塗った下地が乾いたところで、石膏ボード全体に下地(カーボンプラスター)を塗る。
3.翌日、繋ぎ目に塗った下地が乾いたところで、石膏ボード全体に下地を塗る。
十分に漆喰を練ってから、一気に塗る。
4.十分に漆喰を練ってから、一気に壁に塗る。こては0.3mmのステンレス製で。失敗が怖いときは、一度薄めに塗って練習してから、漆喰が乾いてしまう前に、二度目で仕上げるのがお奨めです。
漆喰は引きずり仕上げ。これは「素人力」を遺憾なく発揮できます
5.漆喰は引きずり仕上げ。これは「素人力」を遺憾なく発揮できます(笑)。

ガマガエルの卵を発見!

ガマガエルの卵
ガマガエルの卵です。

春の雨が降り出した3月の中旬。
鹿や猪のぬた場にガマガエルの卵を発見しました。
2m(L)×1m(W)×15㎝(D)の水たまりに、ぐるぐる。まるでロープを沈めたようになっていました。
全部伸ばすとゆうに10mはありそう。太さは直径2cm弱といったところです。
水が干上がるのが早いか、ガマガエルの子供たちが出てくるのが早いか。晴れ間が続くとちょっと心配ですが、きっと春の雨が降るのを見込んでいるのでしょう。
無事に沢山のオタマジャクシからガマガエルになりますように。

水たまりにぐるぐるガマガエルの卵が沈んでいます。
水たまり一面に。

キクラゲの大物、そしてヒラタケにナメコも育ってます。

天然のヒラタケ
雨の後気温が上がり、ぐっと伸びてきました。

3月の入り、一雨ごとに暖かくなってきました。
その雨の後、気温が上がった山に行くと、予想通りキノコが大きくなってきました。
子供たちに一番人気は、キクラゲ。そして肉厚のヒラタケに、ナメコまで:)。
キクラゲは、大きいものも量が多く食べ応えがありました。ヒラタケはこれから。ナメコはちょっぴりでしたが、見つけると嬉しいものです。どれも順調に育っていました。

ちょっぴりですが、ナメコもでていました。
ナメコも出てました!
手のひらほどもあるキクラゲ
手のひらほどもあるキクラゲ。
天然のヒラタケ
こちらも平茸
生のキクラゲ
こんな狭いところにも:)

タゴガエルが鳴いてます。

姿を現したタゴガエル。

今年の出現は、早かった。
12月も初旬から、「ガー」「ゴー、ゴロゴロ」と沢の岩の下から鳴き声が聞こえてきました。
山にもポカポカした陽光が差し込み歩くと暑く感じるくらいの3月に入ったばかりの昨日、ぽたぽたと山の水が落ちる小さい沢で、5~6匹のタゴガエルの声が岩の隙間から聞こえてきます。
しばらくすると、トコトコと苔の上に顔を出してくれました。

【鳴き声】https://youtu.be/3-0AlOiiR1M