鹿肉カレー

鹿肉は、きれいな赤身です。スジ肉も普通に煮るだけで、歯ごたえを残しつつも十分噛み切れる柔らかさになります。
上手に血抜きをされた鹿肉は、臭みもなく、スーパーで手に入るどの肉よりも美味しいんです。

しかも、力がつきます。
貧血気味の方や妊婦さんやお子さん、疲れた旦那さんには、栄養面でも安全性の面でも(自然で取れた鹿は、当然、成長ホルモンや添加物なども全く使っていないため)特にお奨めです。

そこで、子供たちも大好きなカレーに。

1.簡単な方がいい方は、普通のカレールーを使ってもいいし、

2.カレールーを少なめにして、S&Bのカレー粉を足してもOK。

3.好きなスパイスがある方は、好みのスパイスを調合したインド風でも。

作る時間は、普通のカレーと全く同じで大丈夫です。
いつも子供たちの一番人気は、2番目:)。

鹿カレー
鹿カレー

 

鹿肉カレー
スジ肉も一緒に。

 

猪骨スープ

肉を抜いた猪の新鮮な骨が手に入ったら

1.大鍋に、頭骨、アバラ、前足・後ろ足の骨、背骨などを入れる。

2.水をひたひたにいれて、ぐつぐつ煮る。

3.スープが少なくなるまで煮込む。

4.あとは冷やして、適量ずつ分けて凍らせれば、いつでも、美味しい猪コツスープ・ストックの出来上がりです。

猪のトンカツ

猪の後ろ足が手に入った場合

1.猪の後ろ足はオーブンに入りきらないため、カツ(大人4人前)にします。
包丁で骨に沿って開き、骨を抜いて、肉を薄めに広げていきます。

このとき、わざと骨に肉を少し多めに残しておき、かなりサイズが大きければ関節で切り分け、塩コショウを振ってグリルへ。カリカリの肉と柔らかなスジが楽しめます。

なお、前足は肩甲骨がついてくるので、骨をやや取りにくく肉が薄くなりがち。そして、どんこ(仔猪)の前足なら家庭用オーブンにでも入るサイズなので、グリルがお奨め。また、一本丸ごと燻製でも楽しめます!

2.食べる人の人数に合わせて、切り分ける。

足の付け根部分は、どんこで肉が約4cmと厚めなので、1~2cmくらいになるように切り広げていき、更に表裏に切れ目を入れておくと火が通りやすくなります。

3.あとは、とんかつと同じ要領で、美味しい猪カツにしてください。

骨を抜いた猪足の肉が手に入った場合

1.すでに骨を抜くために、肉を薄く切り広げてあるので、人数に合わせてカツ用に切り分ける。
表裏に格子状に切れ目を入れて、火を通りやすくする。

2.あとはとんかつと同じ要領で、美味しく揚げる。

猪足のグリル

どんこ(生後1年未満の仔猪)の前足に塩を振り、黒胡椒を引いて
180度のオーブンで表面30分、裏面30分焼きます。
(後ろ足は、そのままでは、家庭用オーブンには入りきらないかもしれません。その時は、関節で切り分けて二つに。)

肉を多めに骨に付けて、カリカリが好きな人は、少し食べてはまた10~15分180度のオーブンに入れて表面をカリッとさせるのもお奨めです。
もしくは、200度で20分。ひっくり返して、200度で15分。

鹿に比べると、脂がのっているので、普通に焼いてもいいし、しっかり焼いても美味しいです。

猪のグリル
猪のグリル
猪足グリル
何度食べても、カリカリ肉とスジ肉が美味しい。
猪首
50kgの雄の首だって、グリル。

鹿足のグリル、と骨のグリル

鹿の前足に塩を振り、胡椒を引いて
オーブン180度で表面20分、裏面20分。
(後ろ足は、大きすぎて家庭用のオーブンには入りきれないことも)

もう一つは、骨に肉を残してグリルします。
軟骨、筋、骨に着いた肉をカリカリに。
子供達には、こちらの方が断然人気です!

鹿骨グリル
肉を多めに残して。

 

骨のグリル
骨周りも美味しい!