また二つ、空弾き

昨日、一日置いて、またくくり罠が二つ空弾きでした。
(罠のすぐそばに足跡があったもの、穴に突っ込んでいても踏板を踏んでいないため弾かなかったものなどが三つ)

空弾きしたものの内一つは、罠の周りの草が倒れ、罠を引っ張った跡があったため、小さい個体が罠に掛かり、足が抜けたようです。

もう一つは、罠の先端に葉っぱが掛かっていました。罠の上に乗せた葉っぱの量が多かったのか?また、そのためにバネの突き上げが遅れたのかもしれません。

惜しい日が続きます。何かを変えないと、惜しい日ばかりになりそうです。

本格的にくくり罠を始めて1ヶ月がすぎました。現在、鹿二頭。
ん~。空ハジキの数に比べると、成功率が低すぎる。

でも、まだまだ良くできる余地がたくさんあるということで、楽しみはこれからも続きます。

空弾き。先端に葉っぱが掛かっています。
空弾き。先端に葉っぱが掛かっています。
ばねの先が引っ張られた跡
こちらは、バネの先が引っ張られた跡あり。

 

花火作りのお手伝い。まずは火薬づくり

今日は、手作り花火「赤松吹筒煙火」づくりのお手伝いに行ってきました。
昨日の予定が、大風と大雨のため一日延期でした。
火薬をつくるときには、雨は湿気があって逆に良いようですが、風が入って来ると火薬成分が舞ってしまうためとのこと。

計り
これで、火薬を作り材料を計ります。
竹筒
これが、火薬を入れた筒を入れる竹筒。

筒に入れる火薬には順番があります。1から7まで番号を打ち、硝石や硫黄、灰などの配合を変えて順に作っていきます。

花火の色を出すための金属(粉)や灰も麻や松など、それぞれの組(地区毎の花火つくりの組織)によって、火薬の成分や量、打ち込み方とともに「秘密」があるようです。

女性だけの組みもあり、そこは色んな組の優秀なアドバイザー(旦那さんたち)が、惜しげもくその秘密を授けてくれるのだとか(笑)。
火薬を詰めるときの力加減や湿度なども関係しているのだそうです。

筒には、青竹を使用します。直径20cmの竹(節が多いほど強くてよい)に、2.1cmの穴をあけたもの。外側を布テープで巻き、さらに10~15㎝程の間隔で番線を巻いていきます。これは竹筒が割けるのを防ぐため。竹が乾いたらまた締めます。

次は火薬づくり。秘伝のレシピに基づき、硝石や硫黄、灰などの材料を正確に計りながら、1~7番の番号をつけて配合を変えて、紙袋に入れていきます。

篩(ふるい)
火薬で真っ黒な篩(ふるい)と受け箱
出来上がった火薬
出来上がった火薬たち

 

 

 

 

 

そして、それを篩(ふるい)に掛けます。というより、濾す感じ。細かい200番のメッシュを使うため、濾すの方が表現があっているかも。1~7番まで、それぞれ七回ずつ。

そのとき小石七つ傍に置き、一回終わるごとに、右から左へ(もしくは上から下へ)移動して回数を間違わないようにします。

真っ黒け
手も、顔も、真っ黒け

ツナギに帽子、メガネ、マスク、手袋に長靴。それでも、手や鼻の中まで真っ黒になります。

火薬袋を四つ作って、今日の分は終了です。

花火だけでなく、こんな風に物づくりをして暮らしていると、上流の素材を準備するところから、下流の廃棄するまでの流れがはっきりと分かります。

これまでの生活がいかに中流で、多くの過程が隠されていたのか。見ようとしていなかったのか。どこにその負担が配分されているのかetc.、考えさせられます。それが実感として分かっていれば、「便所のない家」なんかつくらないだろうなとも。

連日の空ハジキと梅ジュース

台風の影響もあって、連日の大降りです。
雨はワナや人の臭いを消してくれるので大歓迎なのですが、
一方で、くくり罠は空ハジキ(罠を動物が踏んでも、逃げていく)ばかり…。動物が罠を踏んでいるということでは、狙い通りなのですが、掛からない。

昨日の見回りでは、空ハジキが3つも!
(罠の数センチとなりを踏んでいたり、罠の直前で止まっていたりも)
原因は、いくつもありそうです。

一つは、小さい個体が掛かって逃げた(締めつけ防止金具で作った輪より細い足のため、罠から抜ける)。
これは、罠の周りの足跡や付近の草が倒れていたり、枝が折れたりしているので判断できます。

他には、踏板を動物が踏んでから、バネが飛び出すまでの時間差が大きくなる。
踏板を杉の薄い板でつくり、水糸で結んでいたため、糸が緩んでいたり、地中の

ネジで止める
踏板をネジで止める

水分などで腐って外れていたり。そのため、板を踏んでも、踏板についている金具(トリッガー)が外れるまでに、時間差ができるのではと考えました。

そこで、踏板と金具を、しっかりネジで止めることに。

あとは、バネのねじれやワイヤーのよじれや癖。上手くばねが伸びあがらない。できるだけスムーズに輪が締まるように要確認。

そして、設置場所の工夫。
動物が踏んだ時に、しっかり体重が掛かる場所であれば、踏板を踏んで罠に気づいても、足をさっと抜けない。下り坂や飛び降りるところの足場などでワナを仕掛ける。(それでも逃げられるときもあるのだけれど..)

それから、罠を埋めるための穴をあけるとき、大きめに掘ってしまうと、近くを踏んだ時に地面が沈みすぎる。周りの地面より柔らかいなど、何かしらの違和感をあたえてしまう。もしくは、踏板の周りに広がる穴だけに足を踏み込み、逃げてしまうことも。

梅ジュース
梅ジュースを飲みながら

「でも、もっともっと山を歩いて、山を知らないとなぁ~」

そんなことを、先日漬けた梅ジュースを飲みながら考えていました。熟れた梅の色がでて、ほんのりピンク色です。ふふっ、うまい。

 

 

梅ジュースづくり

今日は梅ジュースづくりです。

そこで、山へ梅とりへ。
笊で二杯分ほど30分ほどで取れました!

あとはヘタをとり、水につけてから、氷砂糖攻めに。
夏にぴったりの飲み物ですね。
子供達も大好きなので、出来上がりが楽しみです。

マダニがぐっと増えてきました。
気をつけないと。

梅とり
あお梅も
熟れている梅も
熟れている梅も
梅二杯
笊に二杯分
氷砂糖と一緒に
氷砂糖と一緒に閉じ込めて:)
マダニ
マダニもしっかり取って、と。

小神子海岸で海遊び。イソギンチャクの水鉄砲

小神子海岸の動画
昔のままの海岸線が残る小神子海岸へ。
今、日本で比較的街に近くて、自然のままの海岸線が残っている場所がどれだけあるでしょうか。
未来の子供達へ、こんな海岸をずっと残していきたいものです。

イソギンチャクの水鉄砲
小さい子たちも、浜辺近くの浅い磯で簡単に楽しめます。
イソギンチャクの触手で遊んだ後は、水鉄砲。
上から押すだけ。1歳2歳の子ども達も面白い。

今年初のひげガニ(モクズガニ)

山から下りて、橋を渡るときひょいと下を覗くと、ひげガニ(モクズガニ)を発見しました!

山から下りて来て、ふと橋の下を覗くと、ひげガニ(モクズガニ)がゆっくり歩いています。
この動画を撮った跡、「ひげガニはどこへ行ったかな?」と戻ってみると、甲羅だけで大人の掌くらいの大きさのやつがもう一匹いるではありませんか。

我慢できずに、4月中旬の川の中へ。
やっぱり深さは胸のあたり(身長173㎝)。一番深いところでは頭くらいまで行きそうです。

入ってすぐにつま先で甲羅を押さえたのですが、深すぎて捕まえられず…。
ひげガニは、小鮎を捕まえて食べているところでした。

ここは、カニ篭を沈めるいいポイントになりそうです:)。

服のまま、急いで入った割には収穫なしでしたが、久しぶりの川の中は気持ち良かったですよ。でも、水温はまだ5度くらい。

アースバッグ工法で小屋づくり(ミニチュア版)

コブハウスアースバックでの小屋づくりも楽しそう。

その準備のため、ちょっと粘土で作ってみました。

分かったことは:
屋根を木で組む場合には、組み方を学んでおかないと難しそう。
強い風にも耐えるように。かつ、崩壊しないように(笑)。
平らな水のないこたつの上なら問題ないけれど、立てる土地の水対策も。
そして、素材(断熱、防寒、雨)。

ちょっとやってみるだけでも、何となく気になるポイントが分かりました。
次は、小さいシンプルの小屋づくりで、試そう!

アースバッグ工法
巻いた壁を作って…
earth-bag house
屋根を載せてみると。
earth-bag house3
壁は凸凹…
EARTH-BAG HOURSE
屋根の組み方を変えてみた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

参考:
Groundwork Episode 1 – Building With Cob

Building with Cob – A Natural & Affordable Way to Build a House

Time Lapse of Earthbag Tiny House Construction

Groundwork Episode 3 – Building with Straw Bale
Groundwork Episode 2 – Building with Timber

シダ飛行機

キノコ狩りの合間に、シダで作った飛行機を飛ばします。

作り方は、
1)シダを折って、
2)葉っぱの長さを両側揃えるだけ、

あとは、飛ばせばOKです。

春のキノコ狩り

春休み最後の日曜日は、キノコ狩りです。
冬の猟の合間に見つけた場所へ!

小さな谷川を超えて、急斜面を登ります。
何度も登った場所なのに、ピンポイントでキノコの生えた木を見つけるが難しい。
しょうがないから、林道へ上がり、歩きながら下の斜面を見ていると…。
なんと、天然のシイタケを見つけました!

ふと見上げると、アケビの花も満開でした。
また、山に入ると今度は、枯葉の上を歩くカナヘビを発見です。

そしてやっと、枯れ木の上にきくらげを、落ちた枝にはタマキクラゲなどを続々と見つけました!
移動して、別の場所でもキクラゲを取り、全部で二袋を収穫。
無事、「猪もも肉と春のきのこカレー」になりました。

天然のシイタケ
天然のシイタケ発見!
天然のしいたけ
肉厚で、なかなか立派です。
小さいシイタケも
小さいシイタケは、次の楽しみに。
アケビの花も
アケビの花も満開
アケビの花も
秋の楽しみが増えました。
カナヘビ
カナヘビ
キクラゲ
3mほど上にキクラゲ
タマキクラゲ
タマキクラゲも
タマキクラゲ
水に戻すと、きれいなピンク色のゼリーみたいに。
キクラゲ1
その近くにも、きくらげ
シイタケ3
またシイタケ
しいたけ4
天然のしいたけを見つけたのは、今日が初めて。
シイタケ大1
こんな感じで…。
シイタケ大
こちらも立派

磯ガニとり(春の九州遠征)

磯ガニ獲りの方法です。
小さい子でも簡単に出来ます。
二本の細い棒を拾ってきて、カニのいる石やブロックの間に差し込みます。二本の棒の間に上手くカニを入れたら、V字にして、二本の棒の下部を閉じたら、上へ上へとカニを誘い出します。後は、出てきたカニを手で押さえて捕まえるだけ。二人でやると更に簡単です。

磯ガニとり
1)カニのいる場所を探したら、
磯ガニとり1
2)細い棒をV字にして、カニを間に挟みます。
磯ガニとり2
3)V字にした棒の間から上へ上へとカニを追い出したら、手で抑えるだけ。
磯ガニ取り4
「獲れたよ!」