梅雨の真っただ中、山や川を歩いていると、曇りや雨に油断した鹿の群れだけでなく、いろんな生き物に出会います。
小さい沢の中では、美しいカワトンボ。野原ではクモ。茅の中の「鹿の通い」では、大人の手の平より大きいガマガエルに。ふと視線を上げると木の枝を這うシマヘビ。気が付くと腕にナナフシモドキまで。
テーマは「楽しい田舎暮らし in 徳島」~ 目の前にある山、川、海。自然と伝統、そしてそこに住む人々の生業を教科書に、 子供たちの探検フィールドを創っています。 様々な人たちが繋がることで、日本の自然の豊かさと伝統、そして次の世代に「日本の宝」を渡していければ。自然の中での遊びと仕事を通して、楽しみながら、共に学び、活かし、育つ。楽しい田舎暮らし。移住者のブログです。 どうぞ応援宜しくお願いします!! Nature is not a place to visit. It is home. —Gary Snyder
梅雨の真っただ中、山や川を歩いていると、曇りや雨に油断した鹿の群れだけでなく、いろんな生き物に出会います。
小さい沢の中では、美しいカワトンボ。野原ではクモ。茅の中の「鹿の通い」では、大人の手の平より大きいガマガエルに。ふと視線を上げると木の枝を這うシマヘビ。気が付くと腕にナナフシモドキまで。
ご近所さんに、またクワガタを貰いました!
これで3匹。そろそろ、大きいケースを用意しないと…。
それから明日は、花火作りのお誘いを受けました。こちらも楽しみです。
那賀町にある「相生野生動物処理加工施設」を見学に行きました。
こちらは、中川修さんが経営されており、県下で2番目に「ハラール認証」もとっている処理場です。「阿波地美栄取扱店(販売店)」も隣接しています。
少し離れた敷地には、鹿、猪、イノブタの牧場もあります。
罠で取った生きた鹿を牧場で飼い、注文に応じて処理を行います。独自の血抜き方法や処理の仕方まで、誰でも美味しく食べられる工夫が盛沢山でした。
牧場の奥には、乳牛、和牛も。その奥の山(7反)を購入して、桜やモミジも植えていらっしゃいます。
地域で取れるものを無駄にせず、おから、もみ殻、筍の皮、木っ端、鋸屑などを飼料や環境整備に使用しています。
家畜(豚や牛)比べて、数十倍も栄養価の高い(*1)鹿肉を安く、多くの人に食べてもらうこと。そして皆が健康に、長生きしてほしい。なおかつ、地域で獲れる鹿の命も無駄にしないように。沢山の願いがこもった場所でした。
「失敗のない成功はないから」、「どこまで堪えられるか」、「人生は一度」、「たくさん泣いて、また笑えばいい」。
処理場のご説明だけではなく、沢山の事例紹介、中川さんのこれまでの生き方・考え方など、お話しいただいたこと全てが勉強になりました。
中川さん、お忙しいところ長時間にわたってご案内頂きまして、誠にありがとうございました。
(*1)ヘム鉄、パル三トレイン酸(インスリン感受性改善)、アラニン(肝機能改善)、シトルリン(筋力アップ、精力剤)、アンセリン(疲労回復、尿酸値降下)、アルギニン(疲労回復、成長ホルモン分泌)が家畜に比べて6~数十倍も含まれています。
今日は梅ジュースづくりです。
そこで、山へ梅とりへ。
笊で二杯分ほど30分ほどで取れました!
あとはヘタをとり、水につけてから、氷砂糖攻めに。
夏にぴったりの飲み物ですね。
子供達も大好きなので、出来上がりが楽しみです。
マダニがぐっと増えてきました。
気をつけないと。
梅雨の合間に川へ!
今回は、新しい基地のすぐ近くにある支流の上流に行ってみました。
ウエットスーツを着ると大丈夫なのですが、手や足は水の冷たさで少し痛いほどでした。
ちょうど産卵期の川エビがたくさん石の隙間に隠れていました。9割以上が卵を抱えて、産卵の準備中。
これからが楽しみです。
そんな中、ミズカマキリを発見しました。
逆に手長エビや鮎の姿は見えませんでした。
ちょうど野イチゴも熟れだす時期。休憩中に、谷の上で野イチゴをパクパク。酸っぱくて、美味しい!
この時期は、山を歩けば歩くほど、キノコに出会います。
明らかにいい香り、美味しそうなものもあるのですが、さすがにキノコは怖い…。無知からくる恐怖です。キノコの先生を見つけたい!
この雨の季節、山を歩くといろんなキノコに出会います。
葉っぱが縦に包まって、集まっているような茶色のキノコ、「きのこの里」みたいな美味しそうなキノコ、平たい傘をしたキノコ、裏のヒダがこげ茶色のキノコ、黄色いサンゴのような小さいやつ、超小人用の「きのこの里」みたいなの。
分厚いしっかりした白いキノコ、テーブルサンゴみたいなもの etc.。
残念なことに、きのこはちっとも分かりません。
いい香りのするもの、明らかに美味しそうなものもあるのですが、名前も分からずには食べられない!全く残念です…。
どなたか教えてください。
雨が降り靄が立ち込める中、谷へ向かって降りていくと
10m下に70㎏はありそうな目のクリっとした鹿がいました。
見つめ合うこと10秒。
「ピーッ!」と一声鳴いて、谷の右側へ走り去っていきました。
「ピー」、「ピー」と何度も鳴いては、止まったり走ったりしているようです。
谷まで降りてみると、谷向こうの斜面でまた鳴いて、山へ登っていきました。
2mほどの沢を飛び越えたのか?(もしくは別の鹿かな?)沢の手前には、今できたばかりの足跡がありました。
今年のシーズン最後の蛍狩りです。
1週間前より数もぐっと少なくなりましたが、
20分で14匹小道を歩きながら捕まえることができました。
【動画】くくり罠の見回りの途中、山で一息入れていると、右から鹿がトコトコと通り過ぎていきました:)。
呆気にとられて撮影するのが遅れてしまいましたが、5mの距離から遠ざかり、20mほどのところで撮影開始しました。