5月も中旬になり、昼間は暑く感じる日も出てきました。
そこで、午後から山へ散策へ。
白い花々や緑が美しく伸びていました。
トンボに蛇、沢の水も勢いを増しています。
岩場の角には、昨年のものらしい40㎝ほどのスズメバチの巣も。
潮干狩り
GWは、潮干狩り。横浜市金沢区へ遠征です。
(徳島は貝毒発生のため、潮干狩りができませんでした)
一方で、海の公園には、初日4.5万人が集ったとか。
私たちは、奥の野島の方へ。
まだまだ水温が低く、低調でした。
でも中には、干潟を小さいスコップで削り取り、貝の穴を見つけると塩をかけて、シュッとでてくるマテ貝をとっている人たちも。
鉛筆大の10㎝サイズでしたが、動きがあると子供達も大喜びですね。
本格的に捕りたい人のための本はこちら。その名の通り、盛沢山。読み物としてもともて面白いです。
『潮干狩り〈2005年改訂版〉―その楽しみ方・貝の知識から俳句・歴史まで 』
ブナの森を散策
枝尾根の向こうから鹿やカモシカ、月の輪熊までが、ひょっこり顔を出しそうないい雰囲気のブナの森です。
入り口には、細い小川があり、進むとトリカブトが一面に広がっていました。
だんだんブナが広がっていきます。
大人二人でも手が周らないような太い幹回りのブナの木も多くあります。
渓谷の奥にある森ですが、ここは緩やかな場所。
小枝を拾って杖にしたり、順番に木の上で休憩したり。
可愛らしい野草の花やシャクナゲを眺め、ブナの殻を背負った双葉を見つけたりしながら、小さい子たちと一緒でもゆっくり歩くことができました。
日本の滝百選、大釜の滝へ
4月末、山菜を取りに、ご近所さんに連れていってもらい、那賀町を訪れました。
その途中、日本の滝百選にも選ばれた大釜(おおがま)の滝へ。
国道193号線からも見れますが、下まで行くことも出来ます。
落差20m。落ちる水音も大きく、周りの崖は100m。
下まで降りると、崖が上まで伸び空が狭く見えます。
滝つぼから溢れる水には、アメゴの姿もありました。
新緑とともに、滝の音も楽しんでいただければ:)。
竹林の整備
鹿の角を拾いに行く前に、もっていた剣鉈で竹林の整備をしました。
猟場の下にある竹林。灌木が生え、枯れた竹は倒れ、竹は伸び放題の状態です。
鹿や猪にすっかりタケノコは食べられていました。小一時間で、大人の二の腕くらいの椿や樫などを含め、40本以上の灌木を切り倒し、竹林の先の草原に生え出した竹も一緒にやっつけました。
(切り倒した真竹は、うなぎ取りの筒に再利用してみようと1m20cmほどに切り分けました。さて、どうなるか?)
この竹林は、すっかり鹿や猪の餌場になっていました。
本気で整備するには、1ヶ月くらい掛かりそうです。
鹿の角拾いに(2)
角拾い2回目。今回はいつもの猟場へ。
午後から探検部基地の契約文言の打ち合わせのため、今日は午前中の4時間しか使えませんでした。
山を歩きながら、冬は雄鹿を一度も見ていないことを思い出し、果たして角が見つかるのかちょっと心配になりました。しかも、60㎏を超えそうな鹿をみたのも三度きり(そのときは雄雌不明。少なくとも角が二~三段ではありませんでした)。残りは20~40㎏の範囲に収まる鹿ばかり。
そう考えると、大きな角は見つからなそうです。でも、とにかく広い範囲を歩いて解体用の三寸弱ナイフの柄に貼れそうなものが、一本でも見つかれば嬉しい。冬と違い荷物も軽いので、時間が許せば遠出も出来そうです。
それに春は、もわっとするくらい新緑が萌えて、いろんな生き物が動き出すので、山にいるだけで楽しく過ごせます。今日の一番は、白い沢蟹です。冬の間中、倒木の下に隠れていたため、まだ色が薄く、手足が青白く見えます。人間と同じですね(笑)。
鹿の角拾いに(1)
4月も中旬。
鹿の角が春になると落ちるらしいというので、ちょっと探してみました。
猟期も終わり、銃は持たないため両手が使えて、
かつ猟の時と違い普通のスピードで歩くことができるので、楽ちんです。
歩く距離も、同じ4時間でも距離は五倍ほどに伸びます。
川を越えて、急斜面の上り口から山に入っていきます。
一時間半も歩くと、いつもの猟場を超えて、更に奥へ入ることができました。
すると、ピカピカで、指で挟むとクニュと
簡単に潰れる出来たて(?)ほやほやの鹿のふんが、「通い」の所々に見つかるようになりました。
鹿が近かそう!
(銃で撃てるわけでもないのですが、やっぱりワクワクしてきます)
しばらく行くと、今度は袋状のきのこ、ホコリタケがありました。
押すと口から黄色い胞子を吐き出します。
ホコリタケの写真を撮ろうと鞄を置いたら、その隣にこちらもホヤホヤの小動物のフンが。2歳児の小指くらいの大きさ。テンかイタチでしょうか。上を見上げると青い空、いい天気です。
鹿の新しい足跡を追い、通いをどんどん歩いていくと、緩やかな枝尾根を越えると如何にも居そうな場所がありました。
四、五歩歩くと、ビャー!
30kgくらいの雌かな。一目散に尾根沿いを走っていきます。
いつもの猟場から倍以上来たところ。尾根沿いの頂上脇あたり。
山に入って二時間。
鹿に会えた嬉しさ反面、「こんなところまで来ないと会えないなら、捕まえても下すのに一人じゃ五~六時間掛かりそう…」と獲りもしないのにげっそりしてしまいました。
ここから更に30分ほど進んだ後、現在地を地図で確認してから戻ります。
戻る途中で、スリ木を発見。木の皮がえぐれたあたりに泥が付いているのが分かるでしょうか。猪や鹿がヌタ場で泥浴びした後、木にその泥を塗り付けた跡です。木のちょうど反対側だったため、行きには気づかず通り過ぎたようです。
それから、センチコガネが鹿の柔らかな糞を押しているのを発見!動画に取ろうと準備をしている間に、土と枯葉の間に隠れてしまいました。そのため写真は、葉っぱをめくって、センチコガネを周りの土ごと捕まえたところ。するとセンチコガネが貯めた糞も一緒に取れました。
それから、まだ比較的新しい鹿が角でつけた木の傷跡もありました。
(まだ角が取れてない⁉)
今日は合計四時間。目的の角は見つかりませんでしたが、銃を持たずにゆっくり山に入るのもいいですね。
新緑が萌え、鳥や爬虫類、虫も活発になってきました。そして、マダニも…。
足元から上がってくるもの。シダや木々から落ちてくるもの。量が冬の10倍くらい増えました。要注意です。
写真のマダニは、この帰りに、ひげガニを捕まえようとして服のまま胸まで川に入り、足で押さえたものの深すぎで捕まえられなかったので、川から上がってほんの3mほど木々の間の急斜面を登っただけで、ズボン付いたタカサゴキララマダニです。
アースバッグ工法で小屋づくり(ミニチュア版)
コブハウスもアースバックでの小屋づくりも楽しそう。
その準備のため、ちょっと粘土で作ってみました。
分かったことは:
屋根を木で組む場合には、組み方を学んでおかないと難しそう。
強い風にも耐えるように。かつ、崩壊しないように(笑)。
平らな水のないこたつの上なら問題ないけれど、立てる土地の水対策も。
そして、素材(断熱、防寒、雨)。
ちょっとやってみるだけでも、何となく気になるポイントが分かりました。
次は、小さいシンプルの小屋づくりで、試そう!
参考:
Groundwork Episode 1 – Building With Cob
Building with Cob – A Natural & Affordable Way to Build a House
Time Lapse of Earthbag Tiny House Construction
Groundwork Episode 3 – Building with Straw Bale
Groundwork Episode 2 – Building with Timber
シダ飛行機
キノコ狩りの合間に、シダで作った飛行機を飛ばします。
作り方は、
1)シダを折って、
2)葉っぱの長さを両側揃えるだけ、
あとは、飛ばせばOKです。
春のキノコ狩り
春休み最後の日曜日は、キノコ狩りです。
冬の猟の合間に見つけた場所へ!
小さな谷川を超えて、急斜面を登ります。
何度も登った場所なのに、ピンポイントでキノコの生えた木を見つけるが難しい。
しょうがないから、林道へ上がり、歩きながら下の斜面を見ていると…。
なんと、天然のシイタケを見つけました!
ふと見上げると、アケビの花も満開でした。
また、山に入ると今度は、枯葉の上を歩くカナヘビを発見です。
そしてやっと、枯れ木の上にきくらげを、落ちた枝にはタマキクラゲなどを続々と見つけました!
移動して、別の場所でもキクラゲを取り、全部で二袋を収穫。
無事、「猪もも肉と春のきのこカレー」になりました。