今年の夏に取った鹿三頭分も含めて、猟期の1頭目(初の雄鹿・3歳)の皮をなめします。
【第一日目】
冷凍していた三頭分を解凍し、皮についた余分な肉やスジを削り取ります。
今日はあまり時間がなかったため、1時間ほどで80%×3頭の肉を削り、防腐処理をして冷蔵庫に戻しました。
昨日捕った鹿の皮には、マダニが山ほどついていたので、軽く水洗いしてから防腐処理をして、冷蔵庫にいれます。
SFTSが怖いので、カチコチにしてマダニをやっつけてから、あらためて余分な肉を削ります。
【二日目】
テーマは「楽しい田舎暮らし in 徳島」~ 目の前にある山、川、海。自然と伝統、そしてそこに住む人々の生業を教科書に、 子供たちの探検フィールドを創っています。 様々な人たちが繋がることで、日本の自然の豊かさと伝統、そして次の世代に「日本の宝」を渡していければ。自然の中での遊びと仕事を通して、楽しみながら、共に学び、活かし、育つ。楽しい田舎暮らし。移住者のブログです。 どうぞ応援宜しくお願いします!! Nature is not a place to visit. It is home. —Gary Snyder
今年の夏に取った鹿三頭分も含めて、猟期の1頭目(初の雄鹿・3歳)の皮をなめします。
【第一日目】
冷凍していた三頭分を解凍し、皮についた余分な肉やスジを削り取ります。
今日はあまり時間がなかったため、1時間ほどで80%×3頭の肉を削り、防腐処理をして冷蔵庫に戻しました。
昨日捕った鹿の皮には、マダニが山ほどついていたので、軽く水洗いしてから防腐処理をして、冷蔵庫にいれます。
SFTSが怖いので、カチコチにしてマダニをやっつけてから、あらためて余分な肉を削ります。
【二日目】
くくり罠を仕掛けてから、罠から10㎝、ちょっと細工を変えてから2cmと、日に日に足跡が罠に近づいていました。
今日で5日目。ついに三段角の雄鹿50㎏が掛かりました。
初めての雄、しかもなかなかの角でした。
身体の色もこげ茶で、頭や首あたりの毛も長くてフサフサ。
朝一から解体を始めて、移動なども含めて、7時間で真空パックとなりました。
くたびれました。
明日は、これまで溜めておいた他の3頭の毛皮と共に、皮をなめします。
今年も11月15日から猟が解禁になりました。
昨年は猟場に出るのが1ヶ月以上も遅れたため、今年は初日から出てみました。
結果は、ゼロでした..。
一方で、なかなか順調な滑り出しかなとも思っています。
◇20kgほどの猪を開けた谷で発見。
「ブシュ!」小走りで、すぐにシダの藪の中へ。
大きな杉や雑木が2m間隔ほどで、日が差し込む広い谷部分で、「ここはいそうだなぁ」と見まわしていると、左隅30m下の端を小型の猪が小走りで通り過ぎていくところでした。そばにシダの藪があり、1秒半で姿が見えなくなりました。あと1秒あったら…。
◇尾根筋で、肩口から2mくらいのところを雉に追い越される。
サルの群れ目指して、沢の近くの尾根を登っていると北側の谷で、小動物が動く気配がありました。気にせずに尾根を進んでいると、尾根下からきれいなキジがすぐそばを飛び去って行きました。今年はキジや鴨も撃ちたいなぁ。
◇猿の群れの前にうまく遭遇。4匹を射程圏内に。
30m前後で狙いも定めるも、谷側からの打ち上げの位置だったため、撃てず。
(正直、ちょっとホッとしました)
サルは賢い。こちらが待ち伏せしていて、全く動いていなくても、木の幹越しにじっーと観察しています。(派手な黄色やオレンジの服を着ているので、すぐに居るのがばれるのですが)
そして、ちょっとでも動き出すと、さーっと声もなく奥へ移動していきます。
でも、本当にサルを撃てるか?
農作物の被害も大きく、群れで一斉にやってくる猿たち。「何とか減らして」と多くの人に言われますが、半矢になると、じっと目を見て手を合わせ「助けて」と言わんばかりに拝むのだそうです。ん~。
【追記】
今年猟一年目の仲間から、夕方電話がかかってきました。
「やっほーい!マガモ撃ちました」
一年目の初日から、凄い。そして、羨ましい…:)。
午前中は、山へあけび獲り。午後は川へ。それからまた山へ。
今度は、卵茸を捕りに行きました。初めてのタマゴタケ、嬉しい。
谷側にもまだあったのですが、谷はもう暗いため断念(川遊びあとのサンダルだし)。
他にも、イグチ系、毒キノコも。キノコの季節になってきましたね。
まだしばらく楽しめそうです:)。
途中で、ヤマドリの夫婦にも出会いました!
2年目で初のヤマドリに感激です。
探検部の基地改修工事が続いている中、久しぶりに丸一日休みでした。
そこで、まず山へあけび獲りへ。春先に花がついていた場所へと向かいましたが、まだ早かった。青いアケビばかり。赤紫色になるまで、あと2週間くらいは掛かりそうでした。
2時間弱山歩きをした後、まだお天気も良かったので川へ向かいました。
空弾きばかりじゃなく、明らかに足に掛かった罠から、足が抜かれることも出てきました。
鹿の蹄(主蹄)には掛かったけれども、その上にある副蹄(ふくてい)の上にまで、罠が掛かっていないことが考えられます。
ワナの上に載せた土や泥、木の葉などの量が多いのか。
穴の深さが適切でない。深すぎる。バネのねじれや長さの問題で、バネの伸びる力が十分でないことも。
あとは、鹿や猪の反応が良い(くくり罠に慣れている)。
ん~、これは慣れさせる前に、一発で仕留めればいいのだけれど…。
もっと腕を上げねば!
昨日も、空弾き二つ。
一つは、山奥からヌタバへ出る通い。小さい猪らしく、ワイヤーには毛がついてました。
もう一つは、水場へ出る林の通い。こちらは、石が落ちてきてバネが飛び出したのか、動物が踏んだのか不明です。連日の猛暑で土が乾いて、足跡も分からず。
帰りに川の中を歩いていると、20㎝くらいの石の両側からカニの足が出ていました。
掴んでみると、やっぱり、ひげガニでした。
見回りを毎日から1日置きにしてから、毎回2~3か所は空弾きです。
わなの5㎝となりに足跡があったり、鼻で動かされたりしたのを入れると何かしら4つ前後には、動きがあります。
それでも、成果が上がるのは1週間に1回ほど。
罠の位置や設置方法に改良を加えようかなとも思うのですが、連日の猛暑で見て回るだけで精一杯の状態です。
余りの暑さに、川を通って山へ見回りするほど:)…。
連日、くくり罠の空弾きが続く一方で、成果も上がってきました。
空弾きは、踏板を水糸で結んでいたため、バネが弾けるまでに時間が掛かっていたこと。そしてやはり、設置の場所・仕方も原因となっています。当たり前ですが…。
沢沿いの空弾きは、罠の手前の草が倒れた状態からすると、小さい個体が掛かったのではないかと。急な段差で、鹿が駆け上がったり下りたりしているところの空ハジキは、一気に通り過ぎるため、意外と獲物の体重が罠にのっていないのではないかと考えています。
急斜面のすぐ下や上、もう少し斜面の緩やかな場所などで、仕掛けなおして試してみます。
昨日、一日置いて、またくくり罠が二つ空弾きでした。
(罠のすぐそばに足跡があったもの、穴に突っ込んでいても踏板を踏んでいないため弾かなかったものなどが三つ)
空弾きしたものの内一つは、罠の周りの草が倒れ、罠を引っ張った跡があったため、小さい個体が罠に掛かり、足が抜けたようです。
もう一つは、罠の先端に葉っぱが掛かっていました。罠の上に乗せた葉っぱの量が多かったのか?また、そのためにバネの突き上げが遅れたのかもしれません。
惜しい日が続きます。何かを変えないと、惜しい日ばかりになりそうです。
本格的にくくり罠を始めて1ヶ月がすぎました。現在、鹿二頭。
ん~。空ハジキの数に比べると、成功率が低すぎる。
でも、まだまだ良くできる余地がたくさんあるということで、楽しみはこれからも続きます。