【動画】くくり罠の見回りの途中、山で一息入れていると、右から鹿がトコトコと通り過ぎていきました:)。
呆気にとられて撮影するのが遅れてしまいましたが、5mの距離から遠ざかり、20mほどのところで撮影開始しました。
テーマは「楽しい田舎暮らし in 徳島」~ 目の前にある山、川、海。自然と伝統、そしてそこに住む人々の生業を教科書に、 子供たちの探検フィールドを創っています。 様々な人たちが繋がることで、日本の自然の豊かさと伝統、そして次の世代に「日本の宝」を渡していければ。自然の中での遊びと仕事を通して、楽しみながら、共に学び、活かし、育つ。楽しい田舎暮らし。移住者のブログです。 どうぞ応援宜しくお願いします!! Nature is not a place to visit. It is home. —Gary Snyder
【動画】くくり罠の見回りの途中、山で一息入れていると、右から鹿がトコトコと通り過ぎていきました:)。
呆気にとられて撮影するのが遅れてしまいましたが、5mの距離から遠ざかり、20mほどのところで撮影開始しました。
山を歩くと、いろんなものを見つけます。
たとえば、6月初旬の雨上がりには、こんなものが…。
目的は別にあっても、何か見つけるたびにワクワクしてきます:)。
くくり罠を3つ作ったので、雨の合間の霧中、設置してきました。
現在、計5つ。
罠や掘った穴の土の匂いが、雨で消えてくれるのを期待して。
基本的に、落とし穴と同じ要領で、穴を掘って罠を隠します。
こんなところで、子供のころやったことが活きてくるなんて面白い!
翌日見に行くと、2つのワナで輪っかにしたワイヤー(このワイヤーの下にある踏板=罠のトリッガーを踏んでほしい)のすぐ上とすぐ下を踏み抜いた跡がありました。
非常に、おしい!
踏板やワイヤーの向きを直して、上から土を掛けなおして、また明日見に行きます。
ワナも銃での猟も、営業も、確率の問題。
ワナはたくさん仕掛けられるので、チャンスも多くなる。
これからも、少しずつ仕掛ける罠の数を、今仕掛けてある近くの場所で増やしていきます。
朝から、1回目の見回りです。
2個目のワナを見に行く途中で、尾根下の西側を歩いていたのですが、東側には朝陽があたっています。
「あっちの尾根(東)側は鹿いそうだなぁ~」と枝尾根に上がると、確かにいました!
距離30m。2歳くらいの雌が、太い幹のウバメガシの傍に。
既にこっちをじぃーと見ています。
私も、じぃーと。
ロープと剣鉈しか持っていなかったのですが、「ここで銃を持っていたら撃てるかな?」と、シミュレーションしてみました。
まず、ゆっくりと左手で銃(ここでは剣鉈)を目線の高さまで上げます。それから、右手をゆっくり用心鉄(ようじんがね)へ。
首の付け根から足上あたりを狙って、バン!
楽勝でした。
それから両腕をゆっくり下して、またじぃーとお互い見ていると、突然頭を反対側に振り、ピーッと軽く一声上げて、下へ駆けていきました。
今日は雨の後の快晴。
地面が濡れ、足音も響かずに、小気味よく歩いていたからかな。殺気もないし。
冬場の猟期は、枯葉を踏むだけでも意外と音が響くし、なかなかこうはいきませんが。大きな動物を観察するには、良い条件でした。
朝は、鳥の声も波が砕ける音も、気持ちがいい。
2018年6月6日の農業新聞に、「マダニ感染症対策に朗報 天敵生物を発見」という記事が出ていました。
「野生のネズミなどと共生しているオオヤドリカニムシで、マダニをはさみで捕まえ、体液を吸って殺す」とのことです。
でも、その””カニムシ”の姿は、尻尾のないサソリ。
これはこれで、何か人体に害はないのかな?と思ってしまいました(笑)
サンプル数は10人ですが、昨年11月にはインフルエンザ薬アビガン(一般名・ファビピラビル))がSFTSを発症した初期の患者80%に効果があったなど、愛媛大学や国立感染研究所のチームの発表もありました。
この調子で、現在有効な治療薬がないマダニ感染症の研究対策が進んでくれればと願うばかりです。
【追記】
National Geographic「研究室にいってみた。長崎大学 熱帯医学研究所 新興感染症学 安田二朗」でもSFTSの記事がでてました(2014.09.01)。
連載 第6回 致死率30%の新興ウイルスが日本に定着している!
延長された猟期も終わって、2ヶ月が経ちました。
猟期中は、鉄砲での猟(山歩き)が面白くて、ワナ猟まで手が回らなかったのですが、やっとくくり罠を仕掛けてきました。
といっても、たった二つ。
現在、6つを作成中です。
そして、部品を注文中。
1時間半ほどで毎日見回りできる範囲のみ。
その条件で、20個のワナを仕掛ける予定です。
(良い場所が見つかれば、更に10個追加したい!)
どちらにしても、次の猟期には、鉄砲で精一杯。罠猟は11月初旬までになりそうです。
この地区は、意外とワナの激戦区です。
他の罠師のところは避けて、獲物も回収しやすい場所を海側へ向かって探してみました。
奥へ行くほど、急斜面になりますが、途中の小径はなかなか良い雰囲気です。
この辺りは、鉄砲での猟は禁止ですが、罠はOK。
海に向かって断崖絶壁になっている場所が多いところです。
でも、少し入ると、日当たりの良い開けたところに、2歳に近い雌の鹿がいました。
良く場所を選べば、鉄砲が入っていないため、良い猟場になる可能性も。
なかなか見つからないものですね。鹿の角。
今回で三回目。
この日は、今年初の夏日です。強い日差しがこの通り。尾根下の小径には、鹿が駆け上がった「はしり」があったり、谷側へ2mほど降りて、新芽や若葉を食べた跡も(推定体重40㎏前後、体高100cmほど)。
山が低いので、歩くともっと暑い。そこで北側へ廻り、沢沿いを歩くことにしました。
枯れたコナラの木の裏に、ガムのような白いキノコ(身はしっかり詰まっている)やオレンジのくなくなした袋状のキノコに出会いました。
シイタケもキクラゲも見て回ったのですが、このところ雨が少なかったため、小さいまま開いてしまったり、成長が遅かったりでした。
そして、本命はこの日も見つからずじまい…。
【追記】見つけたのは、角のことなどすっかり忘れていた11月8日。猟期前に森の手前の開けた場所でした。
角拾い2回目。今回はいつもの猟場へ。
午後から探検部基地の契約文言の打ち合わせのため、今日は午前中の4時間しか使えませんでした。
山を歩きながら、冬は雄鹿を一度も見ていないことを思い出し、果たして角が見つかるのかちょっと心配になりました。しかも、60㎏を超えそうな鹿をみたのも三度きり(そのときは雄雌不明。少なくとも角が二~三段ではありませんでした)。残りは20~40㎏の範囲に収まる鹿ばかり。
そう考えると、大きな角は見つからなそうです。でも、とにかく広い範囲を歩いて解体用の三寸弱ナイフの柄に貼れそうなものが、一本でも見つかれば嬉しい。冬と違い荷物も軽いので、時間が許せば遠出も出来そうです。
それに春は、もわっとするくらい新緑が萌えて、いろんな生き物が動き出すので、山にいるだけで楽しく過ごせます。今日の一番は、白い沢蟹です。冬の間中、倒木の下に隠れていたため、まだ色が薄く、手足が青白く見えます。人間と同じですね(笑)。
春の山音(2018年4月)
尾根から少し下がった陽が差す場所で録音しました。
鹿がすぐそばに二頭いました。
谷間に響く沢の音(2018年4月)
10mほどしたの沢の音を録音しました。大きな鳥の陰が、地面に動いていきました。