川へ!~川エビとひげガニ捕り

快晴、風なし。
川遊びには絶好のお天気になりました。
そこで、今日は久々の川遊び。
水はまだまだ冷たいですが、気持ちがいい。

道具は、エビ網、ヤス、水中眼鏡、小さい手持ちの網だけ。
「ひげガニ(モクズガニ)を捕りたい!」という子供たちのリクエストに応えて、良くひげガニが出るポイントへ向かいました。

浅瀬でも、ひげガニ、手長エビ、ヌマエビが。期待できます。

ひげがに
早速、ひげガニ(小)
こんな浅瀬で
こんな浅瀬です。
ひげガニ
浅瀬の石の下には、ミニサイズがたくさん。
ひげガニ中
膝くらいの深さには、このサイズのモクズガニも。
ひげガニと川エビ
手長エビやヌマエビも、増えてきました。
休憩中に。
休憩中に。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ふと見ると、先にハリのついた棒を持った50代後半から60代の男性3人組が、上流から下りてきました。みんなウエットスーツ姿です。話を聞くと、6月1日がアユ漁解禁のため、早速「しゃくり漁」へ来たとのこと。大物はいないけれど、まあまあの様子(笑)。「昔はよく来てたけれど、数十年経って最近またしゃくり漁にき出した」そうで、「まだ寒い寒い」といいながら、楽しそうな笑顔でした。

昼に休憩をいれて、2時間ほど。体が冷えたら、河原のあったかい石をお腹にいれたり、岩に抱き着いたり。

最後は、小さいモクズガニをすべて放して帰ります。
他の獲物はというと、最後はこうなりました。

茹でガニと素揚げに:)。
茹でガニと素揚げに:)。

20180602

てんぐさで心太

先日の雨の後、浜辺の近くを通りかかったので、ちょっと寄ってみました。
すると、てんぐさが浜辺一面に打ちあがっていました。
スパーの1袋分を10秒で。

水洗いして、小石や木の枝などを取り除いてから干し、心太や寒天にしようと思います~。

てんぐさ
てんぐさ

竹林の整備

鹿の角を拾いに行く前に、もっていた剣鉈で竹林の整備をしました。
猟場の下にある竹林。灌木が生え、枯れた竹は倒れ、竹は伸び放題の状態です。

鹿や猪にすっかりタケノコは食べられていました。小一時間で、大人の二の腕くらいの椿や樫などを含め、40本以上の灌木を切り倒し、竹林の先の草原に生え出した竹も一緒にやっつけました。

(切り倒した真竹は、うなぎ取りの筒に再利用してみようと1m20cmほどに切り分けました。さて、どうなるか?)

この竹林は、すっかり鹿や猪の餌場になっていました。
本気で整備するには、1ヶ月くらい掛かりそうです。

荒れた竹林
木漏れ日が届くくらいの竹林
数日前の鹿の糞
剣鉈の右隣には、数日前の鹿のフン。

鹿の角拾いに(3)

なかなか見つからないものですね。鹿の角。
今回で三回目。

尾根からの眺め
陽光と尾根からの眺め

この日は、今年初の夏日です。強い日差しがこの通り。尾根下の小径には、鹿が駆け上がった「はしり」があったり、谷側へ2mほど降りて、新芽や若葉を食べた跡も(推定体重40㎏前後、体高100cmほど)。

はしり
はしり
鹿が食んだ跡
鹿の足跡とその上に食んだ跡がありました。

 

 

 

 

 

 

 

 

山が低いので、歩くともっと暑い。そこで北側へ廻り、沢沿いを歩くことにしました。
枯れたコナラの木の裏に、ガムのような白いキノコ(身はしっかり詰まっている)やオレンジのくなくなした袋状のキノコに出会いました。
シイタケもキクラゲも見て回ったのですが、このところ雨が少なかったため、小さいまま開いてしまったり、成長が遅かったりでした。
そして、本命はこの日も見つからずじまい…。

【追記】見つけたのは、角のことなどすっかり忘れていた11月8日。猟期前に森の手前の開けた場所でした。

なかなか立派な三段角
なかなか立派な三段角
ガムみなたいなキノコ
ガムみなたいなキノコ
ぷくぷく
ぷくぷくした感触

 

鹿の角拾いに(2)

三匹の沢蟹
三匹いるの分かります?

角拾い2回目。今回はいつもの猟場へ。
午後から探検部基地の契約文言の打ち合わせのため、今日は午前中の4時間しか使えませんでした。

山を歩きながら、冬は雄鹿を一度も見ていないことを思い出し、果たして角が見つかるのかちょっと心配になりました。しかも、60㎏を超えそうな鹿をみたのも三度きり(そのときは雄雌不明。少なくとも角が二~三段ではありませんでした)。残りは20~40㎏の範囲に収まる鹿ばかり。

そう考えると、大きな角は見つからなそうです。でも、とにかく広い範囲を歩いて解体用の三寸弱ナイフの柄に貼れそうなものが、一本でも見つかれば嬉しい。冬と違い荷物も軽いので、時間が許せば遠出も出来そうです。

それに春は、もわっとするくらい新緑が萌えて、いろんな生き物が動き出すので、山にいるだけで楽しく過ごせます。今日の一番は、白い沢蟹です。冬の間中、倒木の下に隠れていたため、まだ色が薄く、手足が青白く見えます。人間と同じですね(笑)。

角跡
直径10㎝ほどの木に付けられた角跡
縮んだヒメキクラゲ
縮んだヒメキクラゲ
白い沢蟹
冬の間ずっと隠れていたため、まだ白い。
ヒメキクラゲ1
こちらもヒメキクラゲ

自然の音

春の山音(2018年4月)

春の山
春の山

尾根から少し下がった陽が差す場所で録音しました。
鹿がすぐそばに二頭いました。

 

谷間の沢
谷間の沢

谷間に響く沢の音(2018年4月)
10mほどしたの沢の音を録音しました。大きな鳥の陰が、地面に動いていきました。

今年初のひげガニ(モクズガニ)

山から下りて、橋を渡るときひょいと下を覗くと、ひげガニ(モクズガニ)を発見しました!

山から下りて来て、ふと橋の下を覗くと、ひげガニ(モクズガニ)がゆっくり歩いています。
この動画を撮った跡、「ひげガニはどこへ行ったかな?」と戻ってみると、甲羅だけで大人の掌くらいの大きさのやつがもう一匹いるではありませんか。

我慢できずに、4月中旬の川の中へ。
やっぱり深さは胸のあたり(身長173㎝)。一番深いところでは頭くらいまで行きそうです。

入ってすぐにつま先で甲羅を押さえたのですが、深すぎて捕まえられず…。
ひげガニは、小鮎を捕まえて食べているところでした。

ここは、カニ篭を沈めるいいポイントになりそうです:)。

服のまま、急いで入った割には収穫なしでしたが、久しぶりの川の中は気持ち良かったですよ。でも、水温はまだ5度くらい。

鹿の角拾いに(1)

4月も中旬。
鹿の角が春になると落ちるらしいというので、ちょっと探してみました。

猟期も終わり、銃は持たないため両手が使えて、
かつ猟の時と違い普通のスピードで歩くことができるので、楽ちんです。

歩く距離も、同じ4時間でも距離は五倍ほどに伸びます。
川を越えて、急斜面の上り口から山に入っていきます。

一時間半も歩くと、いつもの猟場を超えて、更に奥へ入ることができました。
すると、ピカピカで、指で挟むとクニュと
簡単に潰れる出来たて(?)ほやほやの鹿のふんが、「通い」の所々に見つかるようになりました。

鹿が近かそう!
(銃で撃てるわけでもないのですが、やっぱりワクワクしてきます)

しばらく行くと、今度は袋状のきのこ、ホコリタケがありました。
押すと口から黄色い胞子を吐き出します。

新しい糞
ピカピカの鹿のふん
ホコリタケ
ホコリタケ

 

 

 

 

 

 

ホコリタケの写真を撮ろうと鞄を置いたら、その隣にこちらもホヤホヤの小動物のフンが。2歳児の小指くらいの大きさ。テンイタチでしょうか。上を見上げると青い空、いい天気です。

小動物のふん
ホヤホヤ、小動物のふんも
いい天気
快晴です。

鹿の新しい足跡を追い、通いをどんどん歩いていくと、緩やかな枝尾根を越えると如何にも居そうな場所がありました。

四、五歩歩くと、ビャー!
30kgくらいの雌かな。一目散に尾根沿いを走っていきます。

いつもの猟場から倍以上来たところ。尾根沿いの頂上脇あたり。
山に入って二時間。

鹿に会えた嬉しさ反面、「こんなところまで来ないと会えないなら、捕まえても下すのに一人じゃ五~六時間掛かりそう…」と獲りもしないのにげっそりしてしまいました。

ここから更に30分ほど進んだ後、現在地を地図で確認してから戻ります。

戻る途中で、スリ木を発見。木の皮がえぐれたあたりに泥が付いているのが分かるでしょうか。猪や鹿がヌタ場で泥浴びした後、木にその泥を塗り付けた跡です。木のちょうど反対側だったため、行きには気づかず通り過ぎたようです。

それから、センチコガネが鹿の柔らかな糞を押しているのを発見!動画に取ろうと準備をしている間に、土と枯葉の間に隠れてしまいました。そのため写真は、葉っぱをめくって、センチコガネを周りの土ごと捕まえたところ。するとセンチコガネが貯めた糞も一緒に取れました。

頂上の尾根下あたり
鹿がいたのは、この辺。尾根から5m下あたり
猪のどろ跡
ノタ木
センチコガネ(雪隠黄金)
センチコガネ(雪隠黄金虫)

 

 

 

 

 

 

 

 

それから、まだ比較的新しい鹿が角でつけた木の傷跡もありました。
(まだ角が取れてない⁉)

鹿の角跡
新しい鹿の角跡
タカサゴきららマダニ
タカサゴキララマダニ

今日は合計四時間。目的の角は見つかりませんでしたが、銃を持たずにゆっくり山に入るのもいいですね。

新緑が萌え、鳥や爬虫類、虫も活発になってきました。そして、マダニも…。

足元から上がってくるもの。シダや木々から落ちてくるもの。量が冬の10倍くらい増えました。要注意です。

写真のマダニは、この帰りに、ひげガニを捕まえようとして服のまま胸まで川に入り、足で押さえたものの深すぎで捕まえられなかったので、川から上がってほんの3mほど木々の間の急斜面を登っただけで、ズボン付いたタカサゴキララマダニです。

イタドリと三つ葉

今日は山の中のお遍路道をあるいていくと、ちょうど出口あたりにイタドリがたくさん出ていました。

春の野草。茎の中身は空っぽで、生で齧ると程よいすっぱさが口の中に広がります。ギシギシやスイバよりも酸味は控え目で、癖もなく美味しそうです。

でも、これまで食べたことがなかったので、試してみようと一束分採ってきました(ついでに三つ葉とゼンマイも)。

イタドリ
イタドリは、ヨモギなどとともによくある野草の一つ。

ピーラーで皮を剥いて茹でてみると、意外に酸っぱい。生のときよりぐっと酸味が強くなりました。料理でその酸味を活かすか、下処理で酸味を取り除くかは、お好みで。

ただ細いのは筋張って硬いのもあり、皮を剥くのに手間もかかります。できれば、大きくて柔らかいものを採ってきた方が、料理がしやすそうです。

三つ葉はかき揚げにしました。簡単。天ぷらは山菜の定番ですね。

春のキノコ狩り

春休み最後の日曜日は、キノコ狩りです。
冬の猟の合間に見つけた場所へ!

小さな谷川を超えて、急斜面を登ります。
何度も登った場所なのに、ピンポイントでキノコの生えた木を見つけるが難しい。
しょうがないから、林道へ上がり、歩きながら下の斜面を見ていると…。
なんと、天然のシイタケを見つけました!

ふと見上げると、アケビの花も満開でした。
また、山に入ると今度は、枯葉の上を歩くカナヘビを発見です。

そしてやっと、枯れ木の上にきくらげを、落ちた枝にはタマキクラゲなどを続々と見つけました!
移動して、別の場所でもキクラゲを取り、全部で二袋を収穫。
無事、「猪もも肉と春のきのこカレー」になりました。

天然のシイタケ
天然のシイタケ発見!
天然のしいたけ
肉厚で、なかなか立派です。
小さいシイタケも
小さいシイタケは、次の楽しみに。
アケビの花も
アケビの花も満開
アケビの花も
秋の楽しみが増えました。
カナヘビ
カナヘビ
キクラゲ
3mほど上にキクラゲ
タマキクラゲ
タマキクラゲも
タマキクラゲ
水に戻すと、きれいなピンク色のゼリーみたいに。
キクラゲ1
その近くにも、きくらげ
シイタケ3
またシイタケ
しいたけ4
天然のしいたけを見つけたのは、今日が初めて。
シイタケ大1
こんな感じで…。
シイタケ大
こちらも立派