磯ガニ獲りの方法です。
小さい子でも簡単に出来ます。
二本の細い棒を拾ってきて、カニのいる石やブロックの間に差し込みます。二本の棒の間に上手くカニを入れたら、V字にして、二本の棒の下部を閉じたら、上へ上へとカニを誘い出します。後は、出てきたカニを手で押さえて捕まえるだけ。二人でやると更に簡単です。
わらすぼ捕まえた!(春の九州遠征)
春の九州遠征は、有明海へ。
周りには田んぼも少なくなって、泥んこになって遊ぶ機会も減ってきました。
そこで、今回は思う存分泥遊びをしようと、日本一の干潟、そして日本最大の干満差がある有明海へ。はは、楽しい。
干潟の表面には、いろんな生き物のサインがあります。細い線は、ゴカイなどの多毛類の這った足跡。大小の穴は、貝や魚の住処だったり。
その中の3~5㎝程の穴には、写真のわらすぼが住んでいます。穴にそって手を突っ込むと、中は大人の腕くらいの大きさになっていて、その奥にやつはいます。ヌルヌル、すべすべなので、触ったら爪でぐっと掴んで引っ張り出す。もしくは、尻尾を爪で掴みつつ、体に沿ってもう片方の手で、首を探し抑える。ギザギザの歯に噛まれることもありますが、噛む力は強くなく、ケガするほどではありません。
遠くでは、むつごろうが飛び跳ねるのが見えます。
ワラスボとは?
成魚は全長40センチメートルに達し、オスの方が大きい。体形はウナギのように細長く、背鰭・尾鰭・尻鰭も繋がる。体色は青みがかっており、青灰色や赤紫色にも見える。目が退化していて、頭部にごく小さな点として確認できるのみである。上向きに開いた大きな口には牙が並び、独特の風貌をしているが、噛まれてもあまり痛くはない(引用:Wikipediaより)
春の山菜採り(蕨、筍、タラの芽、ゼンマイ、三つ葉、野蒜)と花見
春は、山菜の季節。
ということで、山菜取りに行ってきました!
採って、掘って(掴んで?)。
ほんの小一時間でこんなに採れました。
そして、花見をしながらお昼ご飯。
ときどき、見事な花吹雪が乱れ飛びます。
そんなときは、きれいな花びらを獲りたくなるもの(笑)。
ふのり
3月も中旬になると、いよいよ海藻が伸びてきます。
いい天気で、風少々。
磯に行くと、5~8㎝ほどにふのりが伸びてきています。
これ以上伸びると、サラダでは固く感じるので、伸び初めのこの時期が生食にはぴったりです。
一つは、アボガドとトマトを加えて、すだち酢とオリーブオイルと醤油で和えてサラダに。コリコリした触感も楽しめます。
もう一つは、柔らかくぬめりのある味噌汁に。磯の香りも美味しい。
3月中旬の猟(ビャー!)
一週間の東京出張から戻って、3月16日14:00から久々の猟へ出かけました。
この日は朝から雨で、午後から少し強くなってきたところ。
いつもの猟場の反対側、川を挟んだ奥へ広がる第2の猟場へ向かいました。
出発地点を過ぎてすぐ、丘の上にある荒れた田んぼには、2~3日前の大型の鹿の足跡があります。
この一ヶ月、なかなか猪や鹿の痕跡が見つからず、今一つ緊張感がなく困っていましたが、雨に打たれながらも、ぐっと気も引き締まります。
今日は、いつもと逆回りで、民家の横を家主の方に挨拶してから、一気に斜面を奥へと登ってきました。
今日は、葉っぱを叩く強い雨の音で、耳が全く効きません。2時間を過ぎたあたりから、谷側に靄(もや)も出てきて、視界も20mくらい先まで何とか見える程度です。慎重に進み、止まっては、右やや後ろから左までぐるっと探す。その繰り返し。
登り斜面では、何も見つけることができずにいました。足跡は雨に叩かれて形を失い、糞も雨に濡れて、いつのものか判断できず。
それでも、ゆっくり進みます。
疲れがでてきたころ、ちょうど下り斜面へ入りました。屈んでは灌木の隙間から、鹿を探しますが、薄暗い谷側の斜面では、10mくらいまで近づかないと、はっきりと何か分からないほどです。
尾根から7m下ったところで、
ビャー!!
中型の雌鹿が、相当驚いたのでしょう。
下り斜面、距離は15m。
飛び上がるほどの声を出して、左10時の方向から、真横へえらい勢いで駆け出していきます。
銃で後を追うも、1秒ほどは灌木の間に姿がちらちら見えるも、その後は灌木が重なり姿が見えなってしまいました。
20秒ほど足音を聞いて様子を見た後、斜面を降り歩きながら足跡を追っていきます。
はっきりした足跡。蹴りだした土。
通いを横切る枝には、鹿の毛が付いています。
走り高跳びのバーのようになった、ひざの高さにある横枝にも。
この真横に伸びた枝を飛び越えると、今度は頭が上の枝につっかえるような場所も、淀みなく走り去っていったのが、不思議でしょうがない。
さすが鹿。
猟場で歩いていると、人間からするとほぼ崖、そんな急斜面の10㎝幅のところでも、足跡が付いている。本当に驚きです。
今日は、3時間のみ。
鹿をびっくりさせたということと、久しぶりに聞いた声が嬉しかったので、良しということに。
でも、手ぶらで帰るのは、口惜しいので、
きくらげを一山とってから帰宅しました:)。
猪の胆
どんこの胆のうを干して、胃薬用に。
肝臓に張り付いた胆嚢を破かないように引きはがして、胆汁がでないように管の上を縛ります。それから寒風に晒して干すだけ。
熊胆は、5gでもびっくりする値段です。でも、こちらの椎の実やドングリをたくさん食べた猪からとっても、もっと気軽に使えます。
春のきのこ鍋
早速、取ってきたキノコ(ハナビラニカワダケ、きくらげ、タマきくらげ)をお鍋に。
もちろん、猪肉も加えて:)。
ハナビラニカワダケは、とろっとした触感。
キクラゲはコリコリ。
タマキクラゲはハナビラニカワダケ寄りのコリっとした触感です。
残りのきのこは、天日干しで、また食べます~。
春の山に響く、謎の声の主は?
2月末から急に暖かいいが続いて、山の中でも昼間はかなり気温が上がりました。
すると、どこからともなく変な声が聞こえてきます。
猪の「ブーブー、ごっ」という野太い声ともちょっと違う。
小さい鳥たちの歌声でもない。
サラサラ、ちょろちょろ流れる沢の音とも違う。
でも確かに、谷や沢から聞こえてきます。
岩や窪みに反響しながら、ちょっと野性味あふれていて、かつ少し繊細な感じで。
タゴガエルでした。
20180301
ハナビラニカワタケ、きくらげ、玉きくらげと栄養成分
2月末から3月に入って、ぐっと暖かくなりました。
山に入っても、どんこ以外には、なかなか大きい猪や鹿に会わないし、昨夜は雨で今朝から気温もさらに上がったので、何かキノコはないかと探し始めた途端に…。
まず、きくらげが生えた木が、目の前に二本も現れる!
きくらげは、幼稚園に上がる前から祖母と一緒に採っていたなじみ深いキノコです。
調子に乗って探していると、今度はちょっと上の方に..。それからちょっと歩くと、次は目の高さに。その上を見上げると更に!
きくらげは、乾燥した状態でどんぶり山盛り一杯くらい。はなびらにかわだけは、ちょっと古いものもありましたが、両の掌にいっぱいにとれました。
たまきくらげは、落ちていた枯れ枝に、ひとつまみ程ついていました(笑)。
ちなみに、ヒメキクラゲもよく見かけます。
しかも、長崎ちゃんぽんリンガーハットさんの調べによると、キクラゲ(多分その仲間も)は、食物繊維がキャベツの約8倍、鉄分もシイタケの約8倍。ビタミンDはイワシの約6倍、カルシウムはタケノコの約2倍らしい。タケノコにカルシウムが含まれていたとは!
(いつもありがとうございます。長崎ちゃんぽんさん:)
20180301
猪のスペアリブ
あえて背骨に近いアバラには、背ロースを残しておいて、スペアリブにすると…
食べ応えがあります。
そして、何といっても、うまい!
グリルした後に、食べやすいように2~3本づつ切り分けてから、がぶりっと。
200度のオーブンで20分。さらに裏返してから200度で10分。お好みで更に5分。
本当は切り分けたところも写真にとるつもりでしたが、みんな我慢できずに切り分けた途端、みんな手を出して、あっという間になくなってしまいました。
背ロースの脂が解けて、焼き目、焦げ目もあって。
食べながら笑いがでてきました。
2歳の子供から大人まで、人気のメニューです。