清流で川流れ

猛暑でも、川の空気も水も冷たくて気持ちいい!

探検部の基地は、山の麓。いいところは、山が近いこと。夏が涼しいこと。そして川がきれいなこと。

というわけで、夏は川遊び。横浜からきれくれた子供たちと一緒に、「川流れ」です。
ちょっとした瀬や淵もあり。川の中を覗けば、アメゴも泳いでいました。

川流れに使うフロートも、子供たちがつくりました。古い畳をほどき、中に使われているポレスチレンフォーム(断熱材みたいなやつ)を4つに切り、2枚ずつ重ねて貼り付け、さらに布テープで補強しました。

清流で川流れ
しっかり捉まって。
どんどん流れていきます。
流れに任せて、ぷかぷか

たんぼとハエトリガミ

田んぼに水を引く
田んぼに水を引く。

片付けがひと段落ついたので、やっと田んぼに水を入れました。でも、ここでは水(用水・用水路)が使えるのは、4月~8月末まで。冬も水を張って、魚を入れたり、いろんな鳥も来れるようにしたかったのですが、難しそう。
できるのは、水道(沢の水)のあまり水を、田んぼに流すことくらいでしょうか。

夏の必需品
夏の必需品。

家の中には、オニヤンマもコオロギも、ムカデもやってきます。もちろん蚊や虻、そしてハエも。そこでハエトリガミ。24/7大活躍してくれます。

改築工事、まとめてアップ

1階の壁。中塗りから漆喰へ。
1階の壁。中塗りが乾いたら、漆喰へ。
1階の壁。漆喰が完成しました。
漆喰が塗り終わりました。

1階の中塗りや下地を塗ってからの漆喰塗り。そして2階の下地塗りから漆喰を塗り終えて、畳の注文。
同時に天井の板やロフトの柵づくり、2階の本棚づくりと一気に進みました。
あとは、土ぼこりの室内を掃除して拭き上げ、杉板には米ぬか油(キヌカ)を塗りました。これで何とか引越しができました。

2階に本棚を作りました。
2階に本棚を作りました。
廃材を削ってきれいにしてから、ロフトの柵にしました。
廃材を削ってきれいにしてから、ロフトの柵にしました。
ゴミをいれるコンテナ
ガラス、パイプ、トタン、エンジンのついてないやつは全て。
庭の百合の花
片付け中に、百合の花も咲きました。
サッシを片付ける
古いサッシたち
2階の壁の下地塗り。
2階の壁の下地塗り。

工事を終えて:
工事開始から、約1年。大方の工事が終わりました。大工さんも、水道屋さんも、電気屋さんも、みんな忙しくて、なかなか日程の調整がつきませんでした。その間に、ロフトの柵や縄梯子づくり、押入の床板張りなど、ちょっとしたところは自分で進めておきました。

まだ玄関の上がり框や北側の床の横板、更衣室の天井・壁・窓やら、完成していないところもありますが、それでも住めるようになりました。あとは住みながら。

バタバタしていて、なかなか記事をアップできませんでしたので、ここで画像もまとめて。

工事終了から引越しを終えても、大変なことが一つありました。
廃材の処理です。床下の大引きや根太などの床材・クロス、サッシ、壁板・天井、畳、トタンに雨樋、エアコン・室外機、ボイラー、灯油タンク、金庫、鉄柵や畑用のネット、パイプ、ドラム缶、廃油 etc. これらの片付けです。 軽く数トンはありました。

ご近所のH氏のご厚意で、コンテナや2トントラックを用意して頂いたり、ユンボやハサミつきのユンボ(?)、フォークリフトまで使って片づけていただきました。費用は実費のみ。有り難かったです。

薪ストーブ置き場がやっと完成!煙突の準備も。

できたばかりのストーブ置き場ーブ置き場
天井に開いた煙突用の穴
煙突用の穴

探検部の基地工事、3月分(7)

漆喰の下地として、天井下の土壁に中塗りを二度します。中塗りの材料は、練りばい(漆喰に藁すさとのり、水を加えてねったもの)に砂を混ぜたもの。

練りばい(漆喰に藁すさ、のり、水を加えて練ったもの)
練りばい(漆喰に藁すさ、のり、水を加えて練ったもの)

これが乾いたら、漆喰を薄く塗ります。そうすると天井下の壁が完成です。

階段の角の板張り
こんな角をやるのも面白い。

工事もおおかた終わり。あとは細部を残すのみとなりました。

それから掃除。板の下は土壁なので、下地を打ちつけたり、板を張ったりする度に、細かい泥が落ちたり土煙が起こったりします。つまり、部屋中乾いた泥の粒でいっぱいなんです。
だから、泥のほこりを払ったり拭いたり、荷物を運びこみつつ、養生した床やガラス戸のカバーを外しつつの掃除にも時間が掛かります。工事が終わってから引っ越しまで、もう少し時間がかかりそうです…。

階段下の板張り後
階段下の板張り後。右側から
階段下の板張り前
階段下の板張り前。下地です。
壁板張り
長さを計って、板を切って、削って、張っての繰り返し。
ロフトの下も板張り
ロフトの下の両側も杉板ではり、正面は。
二階の廊下になる天井にも、断熱材(兼、緩衝材)をいれて、天井板を張ります。

探検部の基地工事、3月分(6)

苦労したキッチンの換気扇取り付け
苦労した換気扇の取り付け

素人が難しいのが、換気扇の取り付けです。キッチンの壁に開けてもらった穴に合わせて、ダクトやL字金具・排気口につける金具をどう組み合わせればいいのか?
注文した換気扇の箱の中には、詳しい説明書や完成図がないんです。
大工さんと電気屋さんのアドバイスで、試行錯誤しながらもなんとか取り付けることができました。

左官屋さんが塗ってくれた漆喰
お見事!

次は居間です。砂壁に下地(アクノンE)を塗ったあと、なんと左官屋さんがわざわざきてくださって、漆喰の塗り方の見本を見せてくださいました!
早い、きれい。さすがプロ中のプロ。
さて、残りはどうなることやら。

ブレーカーの中にドバチの巣が..

コードを傷つけないように、ごりごりと削り出します。

電気屋さんに「ボックスの中のハチの巣取っといて!」と言われて行ってみると…。なんとドバチが巣を作ってました。

左官さんの他にも、家の改修の強力な助っ人が来てくれました
助っ人が来てくれました。

探検部の基地工事、3月分(5)

お風呂できました。
懸案のお風呂もついに完成!

お風呂もできました。二日がかりで、メーカー下請けの工事屋さんが一人でやってくれました。

壁の板張りは、梁周りの加工も終わり、仮止めからしっかりと釘を打ち終わりました。後は天井近くやロフトの最後の一枚のおさめ方を考えて、施工するだけです。

梁周りの加工や角の部分の板張りも終了
梁周りの加工や角の部分、ン窓下の板張りも終了です。

材木をトラックに載せるとき

木材をトラックに積むときのロープの縛り方
dav

材木加工場から、胴縁(下地に使う木材)を持ってくるとき、大工の棟梁に木材の縛り方を教わりました。

「そんなに(ロープを)廻さんでいいんじゃ」
「逆に噛ますだけで止まる。あとはロープを張っておけば落ちん」

なるほど、勉強になります。たしかに締めすぎると、木材に傷がついたり割れたりしてしまいます。かといって、緩すぎると落ちて危ない。
こういうのは、一度学ぶだけで一生使える知恵ですね。

あとは、もう一度だけ木材の下の方でロープを回してから、ぐるっと軽トラにロープを回して張り、トラック結びできゅっと締めるだけで大丈夫でした。

探検部の基地工事、3月分(4)

ロフトの板張り
ロフトの壁

室内の壁やロフトの壁に杉板を張ります。ここで手間がかかるのは、梁の曲線に合わせて、梁に接する板を曲線にすること。そして時間が経って傾いた柱や鴨居のため、張る板の水平を調整することです。

あとは下地を水平や垂直に丁寧に張っておけば、壁の板張りは意外と一気に進みます。

キッチンの壁
キッチンの壁

注意点は、板に釘を全部打ってしまわないこと。
例えば一間の長さの板に、一つか二つ中ほどまで打ち込んだら、どんどん先へ進んで行きます。そうすれば歪みがでたり、水平を調整する必要がでたときに、板を外したり、位置をずらしたりすることができます。

ただ、その時に釘を打つ下地(角材など)の位置を板の表に鉛筆などで印をつけておくこと。そうしないとどこ
に残りの釘を打てばいいのか、分からなくなってしまします。

探検部の基地工事、3月分(3)

リビングの緑色の砂壁を真っ白にする。
リビングの緑色の砂壁を漆喰で真っ白にする予定です。
砂壁の穴埋め
テレビや電気コードでできた穴を下地剤で埋めます。

リビングの砂壁を漆喰に変えます。まず、砂壁の上から下地(アクノン(*1)を塗る。乾いたら漆喰を塗る。でも、1階、2階合わせて、15坪くらい塗るところがあるため、工事の合間を縫って少しずつ進めます…。

でもその前に、ぶかぶかした砂壁の部分は剥がしてから下地剤(フィルアップ*2)を使って埋めます。割れたところや隙間は、上から下地剤を塗り込みます。

(*1)灰汁ノン?:砂壁は普通の下地を塗ると、あとから灰汁が出て、漆喰の壁が茶色や黒っぽくなるのだそうです。そこで、灰汁がでないアクノン!

(*2)Fill UP:その名の通り、穴や割れ目を埋めるための下地材。大きい穴はダメですが、比較的小さいやつらをこれできれいにしておきます。

アクノンで下地
最初灰汁を止められない下地材を塗っていたので、アクノンでもう一度塗りなおし…。