冬恒例、冬イチゴ狩りです。
お隣の大きな公園の森の中に、大粒の冬イチゴが茂っているとの噂を聞きつけ、行ってきました。
この日は風が強く、そして冷たい!でも子供たちは、そんなことは気にならない様子。次のイチゴを目がけて奥へ奥へと進んで行きます:)。
冬恒例、冬イチゴ狩りです。
お隣の大きな公園の森の中に、大粒の冬イチゴが茂っているとの噂を聞きつけ、行ってきました。
この日は風が強く、そして冷たい!でも子供たちは、そんなことは気にならない様子。次のイチゴを目がけて奥へ奥へと進んで行きます:)。
今日は、陸の餌を小分けして、作り置きします。
うちに来てから3週間、生後4か月になり、リク(陸)もぐっと逞しくなってきました。朝晩の散歩中、河原ではカニを探し、飛び跳ねて上から押さえます。鴨やシラサギがやってくると、必死に追いかける。段々猟犬らしくなってきたかなと。
そんな陸のために、鹿や猪の肉を用意しているのですが、今回は先日ワナで捕まえた三段角の鹿の首です。大人の太ももくらいあるので、ここから肉を取っても、4~5食分にはなるんです。
鹿の骨は、犬に良くないとのことなので、代わりに猪の骨をあげるのですが、犬小屋に咥えていって大事にしまっていたり、持ち出しては齧ったりと、とても喜んでいる様子です。内臓は、鹿猪とも、心臓と肝臓、気管など、小腸・大腸以外を与えています。どれも嬉しそうに食べるので、山から頑張って下してくる甲斐があります:)。
今日は、雌鹿を撃てなかった昨日の悔しさを晴らすつもりでした。
第3の猟場へ。
北西へ尾根沿いに、急な登りで1mを超えるシダの藪漕ぎもありながら3時間歩いたところで、尾根(北側)の下10mあたりの通いを歩いていました。
枝尾根を挟んで、私は登り、向こう側も登りです。
そこでなんと、二段角の50㎏を超える鹿と5mの距離でばったり!まさに目の前。
お互いに見つめ合うこと2秒間。こちらは腰のところで銃を抱えたまま。一度は目を閉じてやり過ごそうかとも考えて、目も閉じましたが、近づきすぎて誤魔化せなさそう。
正面を向いている雄鹿の首は、大人の太ももよりも太い。両肩もがっちりしていて、焦げ茶色の冬毛も立派です。こちらの様子を真っ黒な目で見ています。
ゆーっくり、銃口を正面に向け、安全子を押します。狙いは首の付け根です。人差し指を引き金にかけて、引き金を引く瞬間、雄鹿はその動きを見逃さず反転して…。
ドン、ドン。
2連発。けれど一発も当たらず。
すぐに走って追いますが、5m先の枝尾根を越えてみると、もうどこにも姿は見えず。
メス鹿と違って、ひと声も鳴かず、足も速い。というか、消えてしまったかのよう。
実は、この5分前にも、尾根下から藪のある尾根へ上ったとき、藪の向こう側でドスドスドスと大物が逃げていきました。距離にして2m在るかないか。もちろん、藪を体に絡ませながら、20m程後を追いましたが、その姿さえ見ることができませんでした。これも鳴かなかったところを見ると、雄鹿だったんじゃないかと思っています。
この尾根付近は、今年の夏だったか、フクロウを見た場所でもあります。
奥へ奥へ山ばかり。そのため人が入らず、動物の姿も濃いようです。
4日ぶりの単独忍び猟。この日は、朝からしとしと雨が降ったりやんだり、午後からやや強くなってきました。
午前10時ごろ尾根に取り付いてから、尾根沿いに北へ4時間歩いた、猟場の一番奥でのこと。一本曲がる尾根筋を間違えてから下りへ入ったところでした。灌木と岩場が混じる下りを10m進んだところで、正面やや左30m下にゆっくり動く黒いものを発見!
40㎏超のメス鹿です。
左から右の谷側に向かっています。
すぐに銃を構え、右足の上あたりに狙いをつけます。
灌木の間に大きな体が見え隠れしつつ、鹿は、一歩、二歩と進んでいきます。
用心金(ようじんがね:不意に引き金を引かないように引き金の周りにある枠)の前方にある安全子(英語でsafety lock)のボタンを右手の人差し指で押して解除します。
三歩目。灌木の間に再度見えた鹿の肩口へ向けて、引き金を引いて「ドン」と撃つところで、なぜがそのまま安全子をもう一度押す。
「あっ」
四歩目は、もう岩場と灌木が邪魔になって撃てず。
その先は尾根からはもう見えません。
やってしまいました…。
音をできるだけ立てないように3mほど下りて、見まわしましたが、木々と雨のため森が暗く、足音もでないため、見つけることができませんでした。
安全子を押した後には、自分のあんぽんたんな行動に思わず吹き出しそうになりました。
そして、「くっそー!」
躊躇なく狙いをつけて撃とうとしたまでは良かったんですが、まだまだ咄嗟の時の銃の使い方がバタバタしているようです。(特に、引き金を引くところは、チャンスがない日が続くと忘れてしまうよう)
ちなみに、もし撃ったとしても、この下りからこの鹿を上げて、さらに引いて、担いで麓まで下したら、その頃にはもう山は暗くなってたことを思えば、どちらに転んでも良かったかなと、自分を慰めています。が、前週から姿を見なかった獲物を前に、やっぱり残念です。
シーズン初めに1回。
いい失敗にします。
先日、新居拓也さんのドキュメンタリーを製作し自然と暮らしを守る!北米3000kmユーコン川カヌーの旅の報告会へ参加してきました。
現地での貴重な体験談、とても面白く聞きました。料理やお酒も美味しかったです。ごちそうさまでした。
参加者の方々も、面白い方ばかりで朝3時ごろまで話し、陽が上がったら川塾の塩崎さんたちとご一緒させていただき、吉野川のスジ青のりの育成場を川船で見てきました。
猟期に入って2週間が過ぎました。
罠場でも、猟場でも、動物の影が明らかに少なくなっています。
考えられるのは、犬が入ることで、動物たちが奥へ逃げていること。
単独、犬なしの忍び猟では、そう奥までは入っていけません。
仕留めた獲物を下ろしてくることを考えると、横には動けても、森の奥ではどうしても猟を控えてしまうのです。
後は、気温が下がって、巻き狩りが落ち着いてくるころまで、待つこと。
そして、人も犬も入っていないような良い場所を見つけること。
猟に出る時間帯を変えること。
探検部の基地の工事もあり、来月はそう頻繁には猟には出れませんが、その分集中して山を歩こうと思っています。
頑張ろう!
午前中、長い急斜面を登ったあと、小さい枝尾根を抜けて一息ついた瞬間です。
30m先の40㎏ほどのメスジカ三頭に走られました。灌木の隙間に一番後ろのお尻が一瞬見えただけ。後は、灌木だらけで、隙間がないほど。
午後は、海際へ。禁断の絶壁へ行ってみました。昨年から行ってみたかった場所です。鹿がいるのは分かっているのですが、下へ下るだけ。しかも急斜面。撃った後のことを考えると、通常はあり得ないのですが…。様子見もかねて。
山ぶどう、アケビ、そして、サルナシが所々で絡み合っています。
11月下旬で、実がついているのは、サルナシだけ。
まだ硬いもののありましたが、熟れているのは甘酸っぱくて美味しい。猟の合間に喉の渇きをいやしてくれます。
【出猟三日目】
今日は昼前から、師匠一家と昨年に続いて二度目の出猟予定でした。
その前に「今日も何か掛かってそう」と足音控え目に罠を見に行ったのでした。
3つ目のワナから30mほどの距離まで来たとき、
ガサガザガザ、「ブシュ!」 ドドドドドドドドドドドドドド
5頭の猪が慌てて背後の急斜面へ登っていきます。
罠の道具しか持っていない私は、ただそれをじーっと見ているだけ。
確認していたのは、どの辺にいて、どのルートで逃げて、どれくらいの大きさだったかくらい。
それから5秒ほど遅れて、
「なんでみんな逃げてるの?」って顔をした一番小さいやつがゆっくりみんなの後を追っていきます。「みんな待ってー」。
これはまだいけるかも。
そう思って、急いで車に戻って銃をとってきました。
でも、さすがに一頭も斜面の上にはいません。
それでも、猟二年目の今年は諦めず。
慌てず、音を立てず、急斜面沿いに谷側へゆっくり登っていきます。
(逃げた方ではなく、奥の斜め上の方へ)
谷向こうの斜面と、こちらがわの斜面の上を睨みつつ、ゆっくり。
反対の谷は影、こちら側には木漏れ日が、眩しいくらい差し込んできます。
灌木が生い茂ってはいるものの、反対の谷を見渡せる場所を見つけて、座る。
15分間で聞こえてきたのは、木の葉が落ちる音、鳥たちが鳴き動く、朝のいつもの音だけ。
5mほど斜め上に進み、椿の木々の青々とした葉の塊がすぐ下にある場所。山側の斜面は、もうシダで埋まっています。猪の出す音が聞こえないかと、その先をじっと見て、音を探していると、今度は真後ろの沢近くから、
「カサ、カサッ」と小さいけれど連続した音が!
首だけで振り向くと、5m下の通いを2歳くらいの雌鹿がのんきな顔で歩いています。
沢の水の音と灌木に隠れて、近づいてきているのに気づくのが遅れました。
何とか下に向きなおそうと体を半回転したとき、足元の枯葉が「カサッ」と小さな音を立てました。
その音に吸い付けられたように、鹿がクルっとこちらを見ます。
じっー。
ここでゆっくり銃を構えようかとも思いましたが、まだ体は半分左側を向いています。右側にいる鹿はすぐには撃てない。葉っぱが鳴れば、鹿は飛んでいってしまう。
そこで目をつぶって、木になりました。5秒もすると鹿は、また気楽に歩いていきました。
でも、鹿の向かった方向は、100m先は行き止まり。必ず戻ってくると信じて、その場に座り込んで待ちます。
10分、20分…。
今度は、山側の奥から「ガサッ、ガサッ」。
また「ガサッ」。5分経ち、また「ガサッ、ガサッ」と音が近づいてきます。
音がする度、灌木の間を覗き、銃を構えます。
でも、反対側からも、さっきの雌鹿が今にも戻ってくるかもしれない。
音が止まれば、また雌鹿が去った方へ銃を向けます。
灌木の間では、音を出さずに銃を構えなおすのは、意外と大変です。
そんな時、戻ってきました!
足取り軽く、こちらに気づかずやってきました。
灌木の間から、斜面の斜め右下に頭が見えます。
首から下の体も見えた!「よし」
ズドン。
今年の銃の一頭目は、体重40㎏弱、2歳ほどの雌鹿でした。
去年の鹿を追った苦労を思うと、嘘のようです。
「一犬、二足、三鉄砲」
猟に大事なもの順番です。
犬なし、単独の忍び猟をする今の私にとっては、
「一猟場、二我慢、三我慢」です。
2度目の猟期、今日は出猟二日目です。
朝から小雨が降る中、肌寒く、様子を見ながら出発しました。
山に登り始めると、小降りになったり、急に強くなたりと不安定な空模様です。
けれども天気予報は、午後から晴れ間がでるとのことだったので諦めず、山の中腹に続く枝尾根と谷を攻めます。
2時間半ほど、雨に濡れながらの登山でしたが、昼前からぺかーっと晴れました。足元は雨で湿り、音が出にくい。木漏れ日が影を払い、暖かい。絶好の猟日和となりました。
でも、まだまだ山には餌が多く、山の中腹以下の高さでは、大きい猪や鹿もあまり期待できなそうです。
そんなか、枝尾根の中に鹿が好きそうな木漏れ日を良く受ける張り出した高台がありました。
鹿の角跡や糞がたくさんあります。
15分ほどここに潜んでいましたが、足音や餌を食む音は聞こえません。
そこで、移動しようかと3mほどあるいたところに、今季初の猪の糞を発見!新しいかどうかを確かめようと屈んだとたん、
「ブシュ!」
いま来た高台の10m下からこちらへ歩き出していた2匹の子猪(20kgほど)が、高台の枝尾根へ走り出していました。尾根向こうに逃げ去るまで1秒足らず。後ろの猪に狙いをつけるか付けないかのところで、姿が消えました。
雨の後は、人間の足音も小さくなりますが、もちろん動物の足音も聞こえ難くなる。
忘れてました…。
この日はもう一頭、恐らくウリ坊くらいの小さいやつにも、3m上の崖の小径をブシュと一息されて、ととととっと、逃げられました。
いずれも、猪に先に見つけられてしまうという、情けない結果に。
(いつも、猪は耳も目もあんまり良くないから、単独・犬なし猟には最適といっているのですが)
でも、この猟期初めの失敗が、後半に生きてくる。
そう信じて、次も頑張ります:)。
今日は合計6時間の猟でした。
隣町にあるフリースクール(トエック)に見学に行きました。
青い空の下、氷鬼をやって走り回ったあと、裸足で子供達と田んぼでサッカー!
高校までサッカーをやっていたお父さんもいて、本格的な対戦になりました。もちろん子供達はエンジン全開で走る走る。
久しぶりに田んぼでの遊びを満喫しました:)。