探険部に、新入部員です。海部犬のリク。
歳は3ヶ月。母も父も、立派な猟犬です。
特に母のルリは、徳島県で準優勝の経歴をもっています。探検部猟部門の希望の星です:)。
リクの後ろに写っているのは、一日がかりで作ったリクの家です。ルーフィングには発泡スチロール、屋根は10年保証のプラスチックの波板です。
でも、3日経っても使ってくれません…。
【追記】
1ヶ月後、犬小屋のそばにある縁側が定位置になっています。
探険部に、新入部員です。海部犬のリク。
歳は3ヶ月。母も父も、立派な猟犬です。
特に母のルリは、徳島県で準優勝の経歴をもっています。探検部猟部門の希望の星です:)。
リクの後ろに写っているのは、一日がかりで作ったリクの家です。ルーフィングには発泡スチロール、屋根は10年保証のプラスチックの波板です。
でも、3日経っても使ってくれません…。
【追記】
1ヶ月後、犬小屋のそばにある縁側が定位置になっています。
今年の夏に取った鹿三頭分も含めて、猟期の1頭目(初の雄鹿・3歳)の皮をなめします。
【第一日目】
冷凍していた三頭分を解凍し、皮についた余分な肉やスジを削り取ります。
今日はあまり時間がなかったため、1時間ほどで80%×3頭の肉を削り、防腐処理をして冷蔵庫に戻しました。
昨日捕った鹿の皮には、マダニが山ほどついていたので、軽く水洗いしてから防腐処理をして、冷蔵庫にいれます。
SFTSが怖いので、カチコチにしてマダニをやっつけてから、あらためて余分な肉を削ります。
【二日目】
くくり罠を仕掛けてから、罠から10㎝、ちょっと細工を変えてから2cmと、日に日に足跡が罠に近づいていました。
今日で5日目。ついに三段角の雄鹿50㎏が掛かりました。
初めての雄、しかもなかなかの角でした。
身体の色もこげ茶で、頭や首あたりの毛も長くてフサフサ。
朝一から解体を始めて、移動なども含めて、7時間で真空パックとなりました。
くたびれました。
明日は、これまで溜めておいた他の3頭の毛皮と共に、皮をなめします。
今年も11月15日から猟が解禁になりました。
昨年は猟場に出るのが1ヶ月以上も遅れたため、今年は初日から出てみました。
結果は、ゼロでした..。
一方で、なかなか順調な滑り出しかなとも思っています。
◇20kgほどの猪を開けた谷で発見。
「ブシュ!」小走りで、すぐにシダの藪の中へ。
大きな杉や雑木が2m間隔ほどで、日が差し込む広い谷部分で、「ここはいそうだなぁ」と見まわしていると、左隅30m下の端を小型の猪が小走りで通り過ぎていくところでした。そばにシダの藪があり、1秒半で姿が見えなくなりました。あと1秒あったら…。
◇尾根筋で、肩口から2mくらいのところを雉に追い越される。
サルの群れ目指して、沢の近くの尾根を登っていると北側の谷で、小動物が動く気配がありました。気にせずに尾根を進んでいると、尾根下からきれいなキジがすぐそばを飛び去って行きました。今年はキジや鴨も撃ちたいなぁ。
◇猿の群れの前にうまく遭遇。4匹を射程圏内に。
30m前後で狙いも定めるも、谷側からの打ち上げの位置だったため、撃てず。
(正直、ちょっとホッとしました)
サルは賢い。こちらが待ち伏せしていて、全く動いていなくても、木の幹越しにじっーと観察しています。(派手な黄色やオレンジの服を着ているので、すぐに居るのがばれるのですが)
そして、ちょっとでも動き出すと、さーっと声もなく奥へ移動していきます。
でも、本当にサルを撃てるか?
農作物の被害も大きく、群れで一斉にやってくる猿たち。「何とか減らして」と多くの人に言われますが、半矢になると、じっと目を見て手を合わせ「助けて」と言わんばかりに拝むのだそうです。ん~。
【追記】
今年猟一年目の仲間から、夕方電話がかかってきました。
「やっほーい!マガモ撃ちました」
一年目の初日から、凄い。そして、羨ましい…:)。
天井の板張りで、技術的に一番難しい部分。
南側の梁の周りに板を張り終えました。
まず、三カ所で梁の周りの断熱材を垂木のサイズに合わせてくり抜き、梁のすぐ横に新たに垂木を打ち付けます。それから、梁を挟んだ両側に同じ高さで平行に板を張るんです。
両側を同じ高さで平行に保ちつつ、さらに梁の上で、一枚の板を平行に通して打ち付けます。
天井や梁の歪みも、垂木の凸凹もあるのですが、梁を挟んだ両側を二本の水糸だけを使って平行を出していくのが難しい!
板は一枚2mなので、真ん中で仮止めして、何度も梯子に掛けた道板を右へ行ったり、左へいったり。
仮止めした釘を抜いて、板の上下の位置を直し…。
次の段、その次の段の天井板に歪みやずれが無いか。上に上に板を仮止めして増やしていきながら、ずれが出れば、下の段に戻って、一つ一つ直していきます。
とにかく、地道に、正確にやっていくだけ。
でもここまで来たら、あとは北側も南側もどんどん上へ向かって張っていけばいい。
二つの梯子の間に張った道板から落ちそうになり、落ちる前に自ら飛び降りたり、なんてこともたまにありながら、板張りも板についてきました。天井も、天井らしくなってきました:)。
自然のままの木の形を活かした梁なので、凹凸あり。梁の上下・左右で太さが違う。
そのため梁の前後では、天井板に加工が必要ですが、これまでの道のりに比べれば、簡単です。
あとは、3mを超える高所から落ちないようにだけ、気をつけないと。
技術や体力よりも、一人作業では、これが一番心配です…。
先日、木頭の師匠から木槌の柄や作り方について、教えてもらいました。
・柄には、粘りがある木を使うこと。
・そして乾いても曲がらない部分を使うこと。
「この辺では、「そばの木」を使う」と。
・切ってから、10年くらい干しておくと一番いい。
・木の北側半分、かつ、皮(外側)に一番近い部分を使うと曲がらないし、強い。
(木の南側半分は、どんなに調整しても乾くと曲がってしまう)
・生木をある程度整形してから干すこと。
(乾いて切ると固くて、柄にするのが大変)
その時、木頭の師匠が、自分が弟子の時の話もききました。
「お前は頑張ってるな。この木(そばの木)の半分をやるから、お前も作ってみろ」と。
師匠がまだ弟子の時代に、自分の師匠に言われて、柄をつくってみたんだけれど、
「なんどやっても、どうしても曲がる」「なんどやっても、何日も掛けて削ってやってもダメだった」
師匠にそれをいうと、笑われて、
「そうだろう。お前にやったのは木の南側半分だ。おれも師匠にそうやられたんだよ」と。
それで、木頭の師匠も「そばの木の北側半分じゃないと曲がって使えないというのを覚えたよ」。
他にも、何年も干した木でも、良い部分・使える部分が少ないこと。
ヒノキも野ざらしにして、周りを腐らせて、芯の強い部分を使うことなどなど。
手間も技も知識も使い、時間も掛けて、はじめて木で何かが創られる。
なおかつ、急峻な山の中で、沢山の木を見て回って、作るものに最適な木を探すのは大変です。
すごい!!
そばの木の幹は椿に似ていますが、違う点は、木の皮がバリバリと裂けているところ。
あとは、結構幹が曲がっているので、真直ぐな部分が取れるのはほんの少し。
今日は、渋柿採りです。
ご近所のSさんから、大きな渋柿をいただきました。
といっても、柿の木一本分!
小さい頃は、青竹の先を二つに切って、その間に柿の枝を挟んでから、くるくる回して捕りました。
今は、高枝切ばさみで枝を切って、なおかつ掴む。
(ハサミの右側に刃がついて、左側がクリップになっています。簡単なアイデアだけど、すごい)
見事な秋晴れの中、買い物籠一杯になりました。
ありがとうございました!
これから、皮を剥いて干します。
田圃の草刈りと共に、探検部基地の改修工事もすこしずつ進んでいます。
天井の板張り二日目、八段ある内の一段目が終了しました。
芯ありの木材を使った梁のため、その太さや形が一本の梁でことなります。
そのため、その前後にはる天井板も、その形や幅に合わせて加工が必要です。
一枚の板の長さは2m。幅は、3種類(18cm、15㎝、13cm)。梁と梁の間(一段)はおよそ1mです。この3種類の板を使い、1mの幅を埋めていきます。
木材が一番無駄にならないように。
かつ、加工の手間が少ないように。
そして、美しくできるように。
鋸と鑿(ノミ)と鉋(カンナ)を使い、一枚一枚加工して、梁の前後も隙間ができないようにします。厚さ10mmの杉板は、加工しやすい一方、ちょっと無理をすると割れるので、加工が雑にならないように気を付けています。
治具も必要に応じて作り、どの板の張り方も同じになるように。次の漆喰の下地はりの作業もしやすいように、気を使います。
新しい鋸と腰袋も購入しました。
良い道具と高所でも作業しやすいように。
やっぱり、道具も大事ですね。
全ての箇所の様子が違うため、一つ一つ考えながら…。
疲れた:)。
たしか6月末から始まった工事…。
気が付けば、10月もあと一週間で終わりです。
今年中に、工事が終わるかどうか怪しくなってきました。
さて、今日は北側の天井裏に板を、下から上に張っていきます。
二間(約2000×180×10mm)の板二枚を張るのに、3時間半も掛かりました…。
まず、一番下の段から。二枚を水平に張ります。
これが基準になるため、横糸を貼り水平を確認します。
逆に、これが正しく張れれば、その上に重ねていく四~五枚は、左右・上下の歪みをあまり気にせずに、天井に打ち付けて行けるのです。
一人作業のため、釘で仮止めしてから、横の位置や水平を確認します。屋根の傾斜が天井の傾斜になっているため、仮止めなしでは、板を抑えるのが大変です。
また、その上の列に張る板が水平に隙間なく重ねられるか?
継ぎ目に隙間が無いように垂直になっているか?
などを、仮止めしてから、事前に確認していきます。
上の列が、きちんと重なるようなら、初めて下の列をしっかり釘で、垂木に打ち付けていきます。
ーーーー
一番下の列に時間が掛かった理由は、以下の通り。
上の段の水平も確認して、下の段を垂木に打ち付けようとしたときに、左右二枚の板の継ぎ目の垂木が、板の端から右に6㎝ずれていることに気が付きます。このまま打ち付けると、二枚の板の両端は、釘で止められないまま…。
ん~。これでは、やはり具合が悪いので、また仮止めした両方の板を外し、断熱材を縦に960×100×10mm削り、継ぎ目がくる垂木の間に、同じ幅(960×100×10mm)の板を縦に(垂木に沿って、梁と梁の間に)入れ、釘で止めて、また初めからやり直しです。
ーーーー
なんとか、やり直しも終わり、今日は三列目まで終了しました。
システィナ礼拝堂の天井がを描いている間、ミケランジェロは町を歩いているときも上を向いたままだったそう。
さすがに四年間も掛かりませんが、きっとこんな風に首もがちがちになっていたんだろうなと、天才の痛みに思いをはせた一日でした:)。
二日目の夜はM君を連れて、赤松の秋祭りへ。
赤松では、日和佐の二日目の夜が、お祭りの初日となります。
赤松神社の幽玄な闇に、江戸後期からつづく吹筒花火が降り注ぎます。
ライトアップされた舞台では、今年、人形浄瑠璃に和太鼓や笛の生演奏も、観客の目の前で繰り広げられました。
赤松のお祭りは初めてでしたが、真っ暗の中に光る火花と轟音、そして火花を浴びながらその下を走る人々。
花火の美しさや勇壮さはもちろんのこと、会場全体の雰囲気の素晴らしさも加わって、本当に、感動しました。
引き込まれてしまい、動画をとるのを忘れてしまうほど…。🙂