春のキノコ狩り

春休み最後の日曜日は、キノコ狩りです。
冬の猟の合間に見つけた場所へ!

小さな谷川を超えて、急斜面を登ります。
何度も登った場所なのに、ピンポイントでキノコの生えた木を見つけるが難しい。
しょうがないから、林道へ上がり、歩きながら下の斜面を見ていると…。
なんと、天然のシイタケを見つけました!

ふと見上げると、アケビの花も満開でした。
また、山に入ると今度は、枯葉の上を歩くカナヘビを発見です。

そしてやっと、枯れ木の上にきくらげを、落ちた枝にはタマキクラゲなどを続々と見つけました!
移動して、別の場所でもキクラゲを取り、全部で二袋を収穫。
無事、「猪もも肉と春のきのこカレー」になりました。

天然のシイタケ
天然のシイタケ発見!
天然のしいたけ
肉厚で、なかなか立派です。
小さいシイタケも
小さいシイタケは、次の楽しみに。
アケビの花も
アケビの花も満開
アケビの花も
秋の楽しみが増えました。
カナヘビ
カナヘビ
キクラゲ
3mほど上にキクラゲ
タマキクラゲ
タマキクラゲも
タマキクラゲ
水に戻すと、きれいなピンク色のゼリーみたいに。
キクラゲ1
その近くにも、きくらげ
シイタケ3
またシイタケ
しいたけ4
天然のしいたけを見つけたのは、今日が初めて。
シイタケ大1
こんな感じで…。
シイタケ大
こちらも立派

3月中旬の猟(ビャー!)

一週間の東京出張から戻って、3月16日14:00から久々の猟へ出かけました。
この日は朝から雨で、午後から少し強くなってきたところ。

いつもの猟場の反対側、川を挟んだ奥へ広がる第2の猟場へ向かいました。
出発地点を過ぎてすぐ、丘の上にある荒れた田んぼには、2~3日前の大型の鹿の足跡があります。

この一ヶ月、なかなか猪や鹿の痕跡が見つからず、今一つ緊張感がなく困っていましたが、雨に打たれながらも、ぐっと気も引き締まります。

今日は、いつもと逆回りで、民家の横を家主の方に挨拶してから、一気に斜面を奥へと登ってきました。

今日は、葉っぱを叩く強い雨の音で、耳が全く効きません。2時間を過ぎたあたりから、谷側に靄(もや)も出てきて、視界も20mくらい先まで何とか見える程度です。慎重に進み、止まっては、右やや後ろから左までぐるっと探す。その繰り返し。

登り斜面では、何も見つけることができずにいました。足跡は雨に叩かれて形を失い、糞も雨に濡れて、いつのものか判断できず。
それでも、ゆっくり進みます。

疲れがでてきたころ、ちょうど下り斜面へ入りました。屈んでは灌木の隙間から、鹿を探しますが、薄暗い谷側の斜面では、10mくらいまで近づかないと、はっきりと何か分からないほどです。

尾根から7m下ったところで、

ビャー!!

中型の雌鹿が、相当驚いたのでしょう。
下り斜面、距離は15m。
飛び上がるほどの声を出して、左10時の方向から、真横へえらい勢いで駆け出していきます。

銃で後を追うも、1秒ほどは灌木の間に姿がちらちら見えるも、その後は灌木が重なり姿が見えなってしまいました。

20秒ほど足音を聞いて様子を見た後、斜面を降り歩きながら足跡を追っていきます。
はっきりした足跡。蹴りだした土。
通いを横切る枝には、鹿の毛が付いています。

走り高跳びのバーのようになった、ひざの高さにある横枝にも。
この真横に伸びた枝を飛び越えると、今度は頭が上の枝につっかえるような場所も、淀みなく走り去っていったのが、不思議でしょうがない。

さすが鹿。
猟場で歩いていると、人間からするとほぼ崖、そんな急斜面の10㎝幅のところでも、足跡が付いている。本当に驚きです。

今日は、3時間のみ。
鹿をびっくりさせたということと、久しぶりに聞いた声が嬉しかったので、良しということに。

でも、手ぶらで帰るのは、口惜しいので、
きくらげを一山とってから帰宅しました:)。

キクラゲ
いつの間にか雨も止んで

春のきのこ鍋

早速、取ってきたキノコ(ハナビラニカワダケ、きくらげ、タマきくらげ)をお鍋に。
もちろん、猪肉も加えて:)。

ハナビラニカワダケは、とろっとした触感。
キクラゲはコリコリ。
タマキクラゲはハナビラニカワダケ寄りのコリっとした触感です。

残りのきのこは、天日干しで、また食べます~。

春のきのこ鍋
キノコ好きには堪らない。

ハナビラニカワタケ、きくらげ、玉きくらげと栄養成分

2月末から3月に入って、ぐっと暖かくなりました。
山に入っても、どんこ以外には、なかなか大きい猪や鹿に会わないし、昨夜は雨で今朝から気温もさらに上がったので、何かキノコはないかと探し始めた途端に…。

まず、きくらげが生えた木が、目の前に二本も現れる!

キクラゲ2本
なかなかのきくらげです。

きくらげは、幼稚園に上がる前から祖母と一緒に採っていたなじみ深いキノコです。

 

 

 

 

 

 

調子に乗って探していると、今度はちょっと上の方に..。それからちょっと歩くと、次は目の高さに。その上を見上げると更に!

はなびらにかわだけ
びろびろした塊が。
はなびらにかわだけ2
いい調子で見つかります。
はなびらにかわだけ3
別の木の上の方にも。その更に上にも。

 

 

 

 

 

 

 

 

きくらげは、乾燥した状態でどんぶり山盛り一杯くらい。はなびらにかわだけは、ちょっと古いものもありましたが、両の掌にいっぱいにとれました。

たまきくらげは、落ちていた枯れ枝に、ひとつまみ程ついていました(笑)。

キクラゲどんぶり一杯
どんぶり山盛り一杯
はなびらにかわだけ4
こちらは両手にのるくらい。

 

 

 

 

 

ちなみに、ヒメキクラゲもよく見かけます。

しかも、長崎ちゃんぽんリンガーハットさんの調べによると、キクラゲ(多分その仲間も)は、食物繊維がキャベツの約8倍、鉄分もシイタケの約8倍。ビタミンDはイワシの約6倍、カルシウムはタケノコの約2倍らしい。タケノコにカルシウムが含まれていたとは!
(いつもありがとうございます。長崎ちゃんぽんさん:

ひめきくらげ
小さい枯れ枝にも
ヒメキクラゲ2
見た感じは今一つです。でも触感が面白い。
キクラゲの栄養成分
キクラゲは、なかなか良いらしい:)。

 

 

 

 

 

20180301