鹿の角拾いに(2)

三匹の沢蟹
三匹いるの分かります?

角拾い2回目。今回はいつもの猟場へ。
午後から探検部基地の契約文言の打ち合わせのため、今日は午前中の4時間しか使えませんでした。

山を歩きながら、冬は雄鹿を一度も見ていないことを思い出し、果たして角が見つかるのかちょっと心配になりました。しかも、60㎏を超えそうな鹿をみたのも三度きり(そのときは雄雌不明。少なくとも角が二~三段ではありませんでした)。残りは20~40㎏の範囲に収まる鹿ばかり。

そう考えると、大きな角は見つからなそうです。でも、とにかく広い範囲を歩いて解体用の三寸弱ナイフの柄に貼れそうなものが、一本でも見つかれば嬉しい。冬と違い荷物も軽いので、時間が許せば遠出も出来そうです。

それに春は、もわっとするくらい新緑が萌えて、いろんな生き物が動き出すので、山にいるだけで楽しく過ごせます。今日の一番は、白い沢蟹です。冬の間中、倒木の下に隠れていたため、まだ色が薄く、手足が青白く見えます。人間と同じですね(笑)。

角跡
直径10㎝ほどの木に付けられた角跡
縮んだヒメキクラゲ
縮んだヒメキクラゲ
白い沢蟹
冬の間ずっと隠れていたため、まだ白い。
ヒメキクラゲ1
こちらもヒメキクラゲ

ハナビラニカワタケ、きくらげ、玉きくらげと栄養成分

2月末から3月に入って、ぐっと暖かくなりました。
山に入っても、どんこ以外には、なかなか大きい猪や鹿に会わないし、昨夜は雨で今朝から気温もさらに上がったので、何かキノコはないかと探し始めた途端に…。

まず、きくらげが生えた木が、目の前に二本も現れる!

キクラゲ2本
なかなかのきくらげです。

きくらげは、幼稚園に上がる前から祖母と一緒に採っていたなじみ深いキノコです。

 

 

 

 

 

 

調子に乗って探していると、今度はちょっと上の方に..。それからちょっと歩くと、次は目の高さに。その上を見上げると更に!

はなびらにかわだけ
びろびろした塊が。
はなびらにかわだけ2
いい調子で見つかります。
はなびらにかわだけ3
別の木の上の方にも。その更に上にも。

 

 

 

 

 

 

 

 

きくらげは、乾燥した状態でどんぶり山盛り一杯くらい。はなびらにかわだけは、ちょっと古いものもありましたが、両の掌にいっぱいにとれました。

たまきくらげは、落ちていた枯れ枝に、ひとつまみ程ついていました(笑)。

キクラゲどんぶり一杯
どんぶり山盛り一杯
はなびらにかわだけ4
こちらは両手にのるくらい。

 

 

 

 

 

ちなみに、ヒメキクラゲもよく見かけます。

しかも、長崎ちゃんぽんリンガーハットさんの調べによると、キクラゲ(多分その仲間も)は、食物繊維がキャベツの約8倍、鉄分もシイタケの約8倍。ビタミンDはイワシの約6倍、カルシウムはタケノコの約2倍らしい。タケノコにカルシウムが含まれていたとは!
(いつもありがとうございます。長崎ちゃんぽんさん:

ひめきくらげ
小さい枯れ枝にも
ヒメキクラゲ2
見た感じは今一つです。でも触感が面白い。
キクラゲの栄養成分
キクラゲは、なかなか良いらしい:)。

 

 

 

 

 

20180301