DIYで椅子&テーブルづくり(おはしとうつわも)

楔で割った檜で作った椅子、兼テーブルです。椅子兼テーブルです。
楔で割った檜で作った椅子、兼テーブルです。

薪づくりで、玉切りをするのですが、大きい丸太は、薪にするのがもったいない。何か作れないかと考えました。私のような素人でもいけるやつ。

椅子とテーブル。椅子は40㎝を超える玉切りした杉。チェーンソーで創れるデザイン。楔で割った檜で作ったテーブルは椅子にもなります。

一緒にするとちっちゃいテーブルセットに。
三本足のバランスがいまいちの少し高めの椅子も、脚をつけ足して完成です。

雨の日には、薪ストーブの前で、器とお箸作りです。お箸は、ウバメガシの白肌と薄茶の木目が控え目で美しくなりました。硬い材ですが、次は少し大きめのが作れれば、もっと材の色と木目を活かせそうです。

木の器は、生木に近い状態で彫り始めるので、乾くにつれてひび割れができ、日に日に表情が変わっていきます。

かわいらしいテーブルセットができました。
かわいらしいテーブルセットができました。
三本足から四本足にした椅子。
三本足から四本足にした椅子。
付け足した脚はこんな感じ。
付け足した脚はこんな感じ。
ウバメガシで作った子供用のおはし
ウバメガシで作った子供用のおはし
直径20㎝の木の器。生木に近い状態で彫り始めるので、乾くとひび割れができて表情が変わっていきます。
直径20㎝の木の器

犬小屋ログハウス作りに挑戦!~DIYでミニログハウス(1) 材料集め~基礎づくり

DIYでログハウス作り。まずは基礎の石集めです
軽トラで軽く4杯分。あと2~3回で基礎は作れそう。

ログハウスづくりの練習をしようと思っても、いきなり大きいのは時間も手間もコストも掛かりすぎるし、重機もない。そこで、愛犬たちのおうちで試してみます。犬ためのログハウスづくりです。

設計は絵で。難しそうなところを書きだして、考え、調べてまた書き出していきます。

全体の流れは、基礎となる石集め、そして丸太集め。皮むき、加工、組み立てといったところ。長持ちするように塗装もしたいのですが、犬たちが嫌がらないようなもので(植物油か、表面を焼くかな)と考えています。扉もいらないし、建具もいらないので、楽ちん。窓は、夏用に開閉式を一つ作ろうかな…。

まずは、二日間で軽トラで軽く4杯分の石集め(小・中・やや大の石)。家の前のログハウスの設置場所へ置いていきます。丸太(直径10㎝~20㎝程度)は集めてから皮むきへ。間伐材を使うため、一定の大きさに揃えるのが難しいので、どうなるか?
というより、どうやるか、ですね。楽しみです。

形は、正方形か長方形、丸太組で。中には大人一人が寝られるスペース(寝台)も作れれば。屋根には、防水シートやゴムのシートを張って、草をのせたいなぁ。(そうしたら破風もいらないだろうか?)

分からないことばかりですが、とりあえず始めてみました:)。

絵で書いたログハウスの設計図。丸太のサイズなどの細かい部分は現場と丸太の長さで様子を見ながら決める予定です。
一応これが設計図。各
材料のサイズは現場と丸太の長さで様子を見ながら決める予定です。
こつこつ軽トラに載せて。
太さがバラバラの丸太。
太さがバラバラの丸太

4ヶ月経った生ハムの原木

猪の後ろ足で作った生ハムの原木です。
まったりとしたいい香りがします。

雨の当たらない風通しの良い場所にぶら下げてから、四カ月が経ちました。すでに生ハム独特のまったりとした良い香りがしてきます。

春になり雨も多くなってきたましたが、冬の間寒さが続いてくれたので、カチカチに乾いてカビもまだ表面の一部だけ。

二本のうち一本は、去年と同様、暖かくなってきたところでカビを落とし、水分を吸い取るシートとラップにくるんで冷蔵庫で寝かせます。もう一本は、そのまま風通しの良い場所で、網の中に入れたままにしてみます。一年がたったところで、味比べをしてみようと。

別の4本の猪と鹿(各2本)の生ハムの原木も、カビを軽くとり除いたあと、しっかり包んでから、こちらも冷蔵庫へ。

前回、鹿の生ハム2本の出来が良かったので、寒さが厳しかった今回のできがとても楽しみです。

シートとラップにくるまれた
生ハムの原木
シートとラップにくるまれた
生ハムの原木は、のこり8カ月間冷蔵庫へ。
カチカチに乾いた鹿と猪の生ハムの原木
カチカチに乾いた、鹿と猪の小型の生ハムの原木

探検部の改修工事(3ヶ月~)

 

ロフトの上から、断熱材を貼り始めて...
右端のロフトの上から、断熱材を貼り始めて…

この間にキッチンボードを貼ってもらいました。
この間にキッチンボードを貼ってもらいました。

真夏から始まった工事ですが、もう寒くなってきました…。
今週、天井の断熱材はりが終了しました!

1/3くらい終えたところから、断熱材を二重に貼り出したので余計に時間が掛かってしまいました。

その間に、キッチンの石膏ボードや不燃材貼りも終了(大工さん)。
天井の電気配線も終了しました(電気屋さん)。

なお、お風呂のボイラーが壊れていて、修理も無理だとわかったので、お風呂や浴室の設置場所から再考しなくてはなりません。
今の浴室を使うか。それとも別の場所に設置するかなど。

残るは
・天井の板張り(来週から)
・壁の板張り
・キッチンの設置と配管
・お風呂の設置(循環式か、五右衛門風呂か、一式セットものか未定)
・薪ストーブ用の工事と設置

まだまだ、完成までの道のりは遠いようです。

一枚、一枚貼って
一枚、一枚貼って

あともう少し
あともう少し

ついに完成!!
ついに完成!!(これだけで30日程)

キッチンボードもできあがり。
キッチンボードもできあがり。

「西分の家」の秘密を聞きに行ったら、神山の秘密が分かった件。

神山にかっこいい古民家があるらしい…。
そんな話を耳にして、われわれ探検部の基地に何か活かせるものはないかと尋ねてみました。

お話をきかせていただいたのは、神山つなぐ公社の赤尾苑香さん(すまいづくり担当、一級建築士)。
改修前の状況から、改修のこと、移住者の家探しのことなど、詳しく、かつとても分かりやすく教えていただきました。

中でも、一番心に響いたのは、
「100年もつ家にしよう!」という言葉です。

古民家は、改修の見積もりをしても、改修工事を始めてみると「ここも、あそこも」と改修するところが増えることもあります。

そのときにどうするか?

「予算が決まっているので、その工事は削る」
「とりあえず、住めるようになればいい」
「この改修で20年くらいはもつのだから、その時に…」

と妥協することもあり得ます。

でもこの「西分の家」は、じゃ、40年後、50年後の将来の大改修の時に、たとえば弱い梁(屋根の横柱)や大引き(家の土台にある太い横柱)をまたより立派なものに直すだろうかと考えたときに、「いや、直さないよね」というか、その時にどんな状況になっているか分からない。

だったら、今、改修してしまおう。
100年もつ家にしてしまおう!と。

かっこいい。
未来の神山の人たちのために。
そして、神山へ来てくれる人たちのために。
今、動く。

そんな未来への視点は、探検部も同じ。
「われら徳島探検部!」の基地も、そんな風に…なるかな?
楽しみです。

西分の家1
風格のある外観です。

西分の家1
広い玄関口

西分の家3
共同のキッチン、薪ストーブも。

西分の家4
共有サロン、廊下と素敵な眺め付き。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【編集後記】
赤尾さんをはじめ、移住担当の方や滞在中の方にも、沢山のことをお教えいただきました。
お忙しい中、お時間を割いて頂きまして、本当にありがとうございました!

なぜ神山がかっこいいのか。神山が魅力的なのか。
そこに集う人々が繋がり(or/and つながる仕組みがあり)、今だけでなく未来の神山への想いが重層した町。
神山の秘密が分かったような気がしました。

参考:
神山つなぷろ #5 西分の家/工事前の調査など[民家改修プロジェクト・その1]
神山つなぷろ #6 神山のすまい調査[集合住宅プロジェクト・その2]

神山つなぷろ #14 4人の担当者が語る5つの特徴[集合住宅プロジェクト・その5]
神山つなぷろ #7 町民町内バスツアー

神山つなぷろ #11 町産材認証制度[集合住宅プロジェクト・その3]

『神山プロジェクト未来の働き方を実験する』篠原匡著